Appleは今月6月6日(現地時間)より開催した開発者イベント 「WWDC22」 において、次世代Apple Siliconである 「M2チップ」 を発表した。
本プロセッサを搭載した製品として、新型13インチMacBook Proおよび新型MacBook Airを発表。13インチMacBook Proは今月24日に発売したが、この 「M2チップ」 あるいはその拡張チップ 「M2 Pro」 や 「M2 Max」 等を搭載したMacは、今後も続々と登場予定のようだ。
この情報は、米Bloombergの著名記者Mark Gurman氏が自らのニュースレター 「Power On」 の最新号で明らかにしたもの。Mark Gurman氏によれば、AppleはM2チップを搭載した複数のMacを2022年秋〜2023年にかけて発売予定であるという。
具体的には、Mac miniと14/16インチMacBook Pro、Mac Proの名前が挙げられている。Mac miniにはM2/M2 Pro、14/16インチMacBook ProにはM2 Pro/M2 Maxチップが搭載されるほか、Mac Proにはさらに上位チップとなるM2 Ultra /M2 Extremeチップが搭載される見込みであるという。
▼ M2チップ搭載の新型Mac
- Mac mini (M2/M2 Pro)
- 14/16インチMBP (M2 Pro/M2 Max)
- Mac Pro (M2 Ultra/M2 Extreme)
▼ M3チップ搭載の新型Mac
- 13インチMacBook Air
- 15インチMacBook Air
- iMac
- 12インチMacBook
具体的な発売時期は明かされていないものの、おそらくM2チップに続く形でM2 Pro→M2 Max→M2 Ultra→M2 Extremeと発表される可能性があることから、2022年秋〜2023年にかけてMac mini→14/16インチMacBook Pro→Mac Proと発売していくつもりなのではないだろうか。
さらに、Mark Gurman氏は早くもM2チップの次世代プロセッサ 「M3チップ」 を搭載した次世代Macの投入も一部予測している。噂されている新型15インチMacBook Airや新型iMac、まだ開発初期段階にあるとされる12インチMacBookに搭載される可能性があるとのことだ。M2チップはまだ発表されて間もないことから、発売はいずれも2023年になるだろうか。