現地時間9月12日、Appleは新製品発表イベント 「Wonderlust.」 を開催し、USB-Cコネクタを搭載した 「iPhone 15」 シリーズを発表したが、これにあわせるかたちで 「MagSafeバッテリーパック」 「MagSafeデュアル充電パッド」 の販売をひっそりと終了した。
「MagSafeバッテリーパック」 「MagSafeデュアル充電パッド」 は、どちらもiPhone 12以降のMagSafeに対応したiPhoneで利用できるワイヤレス充電器。
「MagSafeバッテリーパック」 は、iPhoneの背面に内蔵されたマグネティック充電機構 「MagSafe」 に、磁石の力でピタッとくっつけて充電できるモバイルバッテリー。ケーブルレスで充電できる手軽さに加えて、磁石の力で常に最適な位置でワイヤレス充電できるというメリットを享受できる製品だ。
「MagSafeデュアル充電パッド」 は机上においてiPhoneとApple Watchを同時にワイヤレス充電できる製品。iPhoneはMagSafeで充電する仕組みになっていて、磁石の力で常に最適なポジションでiPhoneを高速ワイヤレス充電することが可能だった。
「iPhone 15」 シリーズの “USB-C化” に伴い、これらの製品もLightningからUSB-Cへコネクタが変更されることを予想する声もあったが、予想とは裏腹に販売終了となってしまった。
しかし、これら2つの製品が販売終了してしまうと、Appleが販売する純正のMagSafe充電器は 「MagSafe充電器」 のみということになってしまう。また、「MagSafeバッテリーパック」 は一部のユーザーから人気のあったバッテリー内蔵ケース 「Smart Battery Case」 を補う存在であったことから、今後新製品が発売することに期待するほかないだろう。
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(画像:Apple)