現在、iMacやMacBookにおいて有線LANポートを正常に使用することができなくなる不具合が発生しているとのこと。
セキュリティアップデートで不具合が発生
Appleは数日前にセキュリティアップデートをサイレントで提供しており、これが原因で、iMacやMacBookのLANポートが利用できなくなる不具合が発生している。
MacRumors ForumやRedditによると、iMacやMacBook、Mac miniのユーザーを中心にLANポート「AppleBCM5701 Ethernet」が利用できなくなる不具合が発生しているとのこと。
対象のMacは以下のとおりだ。
- iMac (Retina, 27-inch, Late 2014 ~ 2015)
- iMac (21.5-inch, Late 2013)
- Mac mini (Late 2012)
- Macbook Pro Retina (13-inch, Mid 2014)
- Macbook Pro (13-inch, Early 2015)
今回のセキュリティアップデートは、おそらくインターネットに接続しているMacなら自動でダウンロード/インストールが完了しているものと思われる。もしすでにインストールが完了しているようであれば、自動的に有線LANの使用ができなくなっているはずだ。
幸いにもまだ有線LANが利用できるようであれば、[システム環境設定]の[App Store]から「システムデータファイルとセキュリティアップデートをインストール」のチェックをOFFにするか、「ターミナル」で以下のコマンドを入力することをお勧めする。
現在、不具合を修正したアップデートを公開中
先ほど、Appleから今回の不具合を修正したアップデートが公開されている。
もし有線LANが利用できなくなった人は、こちらのセキュリティアップデートをインストールすることで解決するものと思われる。同時にAppleは今回の問題に関してサポートドキュメントを公開しているので、詳しくはこちらをチェックしてみてほしい。
すでに問題は解決済みで、アップデートは自動で行われるため、問題が起きていないようであれば特に心配は要らないだろう。
[ via Apple / MacRumors Forum ]