修正版 「macOS Mojave 10.14.3」 が配信開始  グループFaceTimeの盗聴バグを修正

2月8日、Appleは修正版 「macOS Mojave 10.14.3」 の配信を開始した。

今回配信が開始された 「macOS Mojave 10.14.3」 は、1月23日に配信されたバージョン名と同じものになっているが、iOS 12.1.3および前macOS Mojave 10.14.3で発見されていたFaceTimeの不具合が修正されている。同バージョンをインストールすることで、同問題を解消できるものとみられる。

関連記事:FaceTimeの音声が聞こえてしまう不具合、Appleが今週末にリリース予定のソフトウェアアップデートで修正へ

この問題はFaceTime発信中に、グループ通話の相手に自分(発信者)を追加することで、相手 (受話側) の声が聞こえるようになってしまうというプライバシーに関わる危険な不具合。ソーシャルメディアを中心に話題となり、Appleは同不具合に対する対応や修正が求められていた。


「macOS 10.14.3 Mojave」が利用できるデバイスは以下のとおり。アップデートはシステム環境設定から可能。あるいは画面左上のリンゴマークをクリックし、「このMacについて」からソフトウェアアップデートすることもできる。

・MacBook (Early 2015以降)
・MacBook Air (Mid 2012以降)
・MacBook Pro (Mid 2012以降)
・Mac mini (Late 2012以降)
・iMac (Late 2012以降)
・iMac Pro (2017)
・Mac Pro (Late 2013またはMetal対応GPUを搭載したMid 2010 or Mid 2012)

ちなみに、「macOS Mojave 10.14」では、ダークモードの利用やデスクトップを整理する「スタック」などの機能が利用できるようになっている。詳細については以下の記事を参考にしていただければと思う。

【新機能まとめ】「macOS 10.14 Mojave」が正式発表 ダークモード、Mac App Store 大改革、デスクトップ・スタックスなど変更点満載
現地時間6月4日、Appleの年次開発者会議「WWDC 2018」が米サンノゼで開幕した。イベント初日の基調講演では注目の「iOS 12」が発表されているが、同時に次期macOSの正式発表も行われている。 次期macOSの名称は「macOS...

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