Appleは10日、一般ユーザー向けに「macOS High Sierra 10.13.6」アップデートの配信を開始した。
「macOS High Sierra 10.13.6」には新機能が追加されており、新たに「AirPlay 2」のマルチルームオーディオ機能をサポート。iPhoneやiPadと同じように、AirPlay 2に対応した複数のスピーカーをシンクロさせた状態で音楽を流すことができる。
これまでもMac版のiTunesは、マルチルームオーディオ機能を利用することができたが、「macOS High Sierra 10.13.6」以降はAirPlay 2対応デバイスを簡単にグループ化することができるようになった。
利用するにはAirPlay 2に対応したデバイスが必要。また、iTunesの最新版「iTunes 12.8」も同時にリリースされており、こちらのインストールも必要だ。
「macOS High Sierra 10.13.6」では、そのほかにも複数の改善やバグの修正が行われている。
リリースノート
macOS High Sierra 10.13.6アップデートでは、iTunesで複数の部屋でオーディオ再生ができるAirPlay 2に対応し、お使いのMacの安定性およびセキュリティが改善されます。このアップデートは、すべてのユーザに推奨されます。
iTunesでのAirPlay 2
・家全体のホームオーディオシステムおよびAirPlay 2に対応したスピーカーを操作可能
・家にある複数のAirPlay 2に対応したスピーカーと同期して音楽を同時に再生可能
その他の改善および修正
・”写真”で一部のカメラのAVCHDメディアが認識されないことがある問題を修正
・”メール”でGmailアカウントから別のアカウントにメッセージを移動できないことがある問題を修正
「macOS High Sierra 10.13.5」へのアップデートはMac App Storeから。アップデート直後はサーバーが混雑しアップデートに時間がかかることがあるため、時間に余裕がない場合は時間があるときに更新することをお勧めする。
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