2016年以降廃止されてしまった 「ジャーン」 というMacの起動音が、次期macOSの 「macOS Big Sur」 で復活することがわかった。米Apple系メディアMacRumorsが、現地時間24日に伝えた。
Macの起動音が 「macOS Big Sur」 で復活
Macユーザーにはおなじみの 「ジャーン」 という起動音。WWDC20で発表された次期macOS 「macOS Big Sur」 をインストールすることで、Macが起動するたびに鳴るようになる。
The startup chime in macOS Big Sur. pic.twitter.com/rRSN4MrIBp
— Juli Clover (@julipuli) June 23, 2020
この起動音は2016年以降に発売したMacのほとんどで廃止されてしまっていて、ターミナルを使って起動音が鳴るように設定する方法もあったが、その方法もアップデートによってできなくなっており、一部ユーザーからは悲しみの声が上がっていた。
しかし、「macOS Big Sur」 のベータ版ではシステム環境設定の 「サウンド」 部分で 「起動時にサウンドを再生」 というオプションにチェックを入れることで、起動音が鳴るように設定できるとのこと。この設定はデフォルトでオンになっていて、起動音が不要な方はオプションのチェックを外すことで起動音を消すことができる。
「macOS Big Sur」 はiOS 14などと同時に2020年秋に正式リリース予定。先日から開発者向けにベータ版が提供されており、来月にはパブリックベータユーザーに向けてパブリックベータ版が提供される予定となっている。「macOS Big Sur」 をインストールすると、まずは懐かしの起動音が聞こえるはず。楽しみにしておこう。
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