Apple、「macOS 27 Golden Gate」正式リリース。Intel Macのサポート終了、SpotlightやSafariも大幅強化

Appleは9月15日、Mac向け最新OS「macOS 27 Golden Gate」の正式版をリリースした。6月に開催した開発者会議「WWDC 2026」で発表していたもので、今回からIntelプロセッサー搭載Macのサポートが終了し、Appleシリコン搭載モデルのみが対象となる。

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Appleシリコン専用OSに。Siri AIや検索機能を強化

「macOS 27 Golden Gate」では、新しいAIアシスタント「Siri AI」をはじめ、Spotlight検索やSafariの機能強化、Liquid Glassデザインの改善、システムパフォーマンスの向上など、多くのアップデートが盛り込まれている。

また、同バージョンからmacOSは、Intel Macがサポート対象から外れ、M1以降を搭載したMacが基本的な対応条件に。そのため、対応機種は「MacBook Neo」「MacBook Air」「MacBook Pro」「iMac」「Mac mini」「Mac Studio」「Mac Pro」となる。Appleシリコン専用となったことで、対応するMacではApple Intelligenceを利用できる。

AI関連では、新しい「Siri AI」を搭載。従来のSiriを刷新し、Macにネイティブで組み込まれるほか、専用アプリも用意される。会話履歴を確認でき、iPhoneやiPadとの間で会話内容を同期することも可能だ。

「Siri AI」はMac内のファイルやユーザーの利用状況を踏まえて応答でき、複数のPDFを比較したり、文書を要約したりといった作業にも対応する。

Spotlight検索も大きく変わる。新しい検索基盤によってMac内のコンテンツを高速にインデックス化するほか、「Search or Ask」インターフェースを採用。従来の検索に加えて、AIへの質問も同じ場所から行えるようになる。

画面上の情報を認識する「Visual Intelligence」もMacに導入される。表示中の商品について質問したり、スケジュール画面からカレンダーへ予定を追加したりといった操作に対応する。

ショートカットでは、自然言語で作りたい機能を説明すると、「Siri AI」がショートカットを自動生成できるようになる。

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SafariやLiquid Glassも刷新。Intel Macには3年間のセキュリティ更新

SafariにもAIを活用した新機能が追加された。「Safari Topics」では、開いているWebページを内容に応じて分析し、関連するタブをトピックごとに自動整理できる。旅行であれば航空券、ホテル、観光情報などをまとめて管理でき、新しく開いたページも内容に応じて既存のトピックへ追加される。

「Notify Me」では、Webページの更新を監視できる。商品の再入荷や値下げ、イベントの申込開始などを設定しておけば、ページの変化を検知した際に通知を受け取れる。

また、「機能拡張を説明(Describe an Extension)」では、自然言語で欲しい機能を説明することで、Safari用のカスタム拡張機能を生成できる。

「パスワード」アプリも強化され、安全性の低いパスワードや漏えいが確認されたパスワードを、Apple Intelligenceを使ってより安全なものへ更新できるようになった。

UIでは、昨年導入された「Liquid Glass」を引き続き採用しながら、視認性や操作性を改善した。透明度を調整するスライダーを備え、「Ultra Clear」から「Tinted Glass」まで好みに合わせて外観を変更できる。

システムパフォーマンスについても、アニメーションや画面切り替えの応答性を高めたほか、AirDropによるファイル転送、ネットワーク経由のファイルブラウジング、メッセージ同期などを高速化。CPUスケジューラーも刷新されている。

子ども向けの安全機能も強化され、「Ask to Browse」によって新しいWebサイトへのアクセス時に保護者の承認を求められるようになった。ゲームや動画、SNSなどのカテゴリごとに利用時間を設定できる「Time Allowances」も用意される。

なお、macOS 27でサポート対象外となったIntel Macについて、Appleは今後3年間のセキュリティアップデートを提供する方針を示している。また、Intel向けアプリをAppleシリコン上で動作させる「Rosetta 2」は、「macOS 27 Golden Gate」が対応する最後のバージョンとなる。

「macOS 27 Golden Gate」の対応機種は以下のとおり。

  • MacBook Neo(2026)
  • MacBook Air(Appleシリコン搭載モデル、2020年以降)
  • MacBook Pro(Appleシリコン搭載モデル、2020年以降)
  • iMac(Appleシリコン搭載モデル、2021年以降)
  • Mac mini(Appleシリコン搭載モデル、2020年以降)
  • Mac Studio(2022年以降)
  • Mac Pro(Appleシリコン搭載モデル、2023年以降)

Intel Macを使い続けているユーザーにとっては、今回の「macOS 27 Golden Gate」が大きな区切りとなる。一方、Appleシリコン搭載Macでは、Siri AIやSpotlight、Safariなどを含むOS全体でAIを活用した新機能が利用できるようになる。

なお、Intel Macでも「macOS 26 Tahoe」までのOSを使い続けながら、Appleが提供するセキュリティアップデートを受け取ることはできる。今後Macを長く使う場合には、Appleシリコン搭載モデルへの移行を検討する時期に入ったといえそうだ。

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(画像:Apple)

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