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新型Mac miniが発表。小型・軽量化を果たしながらもM4/M4 Pro搭載で性能大幅強化 〜 価格、スペックなど変更点まとめ

Appleは10月30日、「M4」 「M4 Pro」 を搭載した新型 「Mac mini」 を発表した。価格は94,800円(税込)から。本日10月30日から予約受付を開始し、11月8日に発売を予定している。

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M4/M4 Pro搭載の新型Mac miniが登場

新型Mac miniは、昨年1月に発売したM2/M2 Pro搭載 「Mac mini (2023)」 の後継モデル。M3世代をスキップし、M4世代のSoCを搭載したことでパフォーマンスは大きく向上している。

また、筐体も小型化している。筐体サイズは幅12.7cm x 奥行き12.7cm x 高さ5.0cm。先代モデルは幅19.7 x 奥行19.7 x 高さ3.58cmだったことから、従来に比べて横幅と奥行きが小さくなり、代わりに高さが出たことで、Mac Studioの小型モデルという印象になった。

重量はM4モデルが0.67kg、M4 Proモデルが0.73kg。参考として、先代のM2モデルが1.18kg、M2 Proモデルが1.28kgだった。

搭載するSoCは、M4あるいはM4 Pro。M4チップは、第2世代の3nmテクノロジーを使って設計されたApple Silicon。コア構成は10コアCPU/10コアGPUとなる。

M4 Proチップは、12コアCPU/16コアGPUと14コアCPU/20コアGPUの2種類から選択可能。M1チップを搭載したMac miniに比べてCPUパフォーマンスは最大1.8倍、GPUパフォーマンスは最大2.2倍高速だ。M4とM4 Proのどちらもハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングを備え、主にAI機能で利用されるNeural Engineも16コア構成だ。

メモリは、M4モデルでは最大32GB、M4 Proモデルでは最大64GBのユニファイドメモリを搭載可能。CTOオプションで16/24/32/48/64GBから選ぶことができる。

搭載インターフェースはデザイン変更により前面と背面に分かれて配置されるようになり、前面はいずれのモデルもUSB 3に対応するUSB-C (最大10Gb/s) が2基と3.5mmヘッドホンジャックを搭載する。

背面は内蔵するSoCによって異なり、M4モデルはThunderbolt 4 (USB-C) ×3、HDMI、ギガビットEthernetを搭載。M4 ProモデルはThunderbolt 5 (USB-C) ×3、HDMI、ギガビットEthernetを搭載する。先代モデルで搭載していたUSB-Aはいずれのモデルでも非搭載となった。なお、ギガビットEthernetは+15,000円で10Gb Ethernetに変更可能だ。

外部ディスプレイへの映像出力は、いずれのモデルも最大3台まで対応する。

搭載インターフェイス

前面 (M4/M4 Proで共通)

  • USB-C (USB 3) ×2 (最大10Gb/s)
  • 3.5mmヘッドホンジャック

背面 (M4)

  • Thunderbolt 4 ×3 (最大40Gb/s)
  • HDMI
  • ギガビットEthernet

背面 (M4 Pro)

  • Thunderbolt 5 ×3 (最大120Gb/s)
  • HDMI
  • ギガビットEthernet

カラーラインナップはシルバーのみ。価格はM4モデルが94,800円〜、M4 Proモデルが218,800円〜 (どちらも税込) 。本日よりApple公式サイトで予約受付を開始しており、発売は11月8日を予定している。

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(画像:Apple)