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「MacBook Pro 2018」のベンチマークスコアが公開 コア数が増えプロセッサ性能が大幅向上

日本時間7月12日、AppleはIntelの第8世代プロセッサを搭載した新型「MacBook Pro 2018」を発表し、同時に販売を開始している。

Intelの第8世代プロセッサ「Coffee Lake」が搭載したことに加えて、コア数が増加したことから、13インチモデルは従来の2倍、15インチモデルは従来よりも70%の高速化が実現していることがAppleから発表されているが、この両モデルのベンチマークテスト結果をMacお宝鑑定団Blogが公開している。

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13インチは2倍弱、15インチは70%弱性能が向上

Macお宝鑑定団Blogは「Geekbench 4」を使用して、「MacBook Pro 2018」のベンチマークを計測した。以下が実際のベンチマーク結果。

標準構成
  MacBook Pro 2017 MacBook Pro 2018
シングルコア マルチコア シングルコア マルチコア
13インチ 4457 9557 4640 17028
15インチ 4560 15017 5084 22222
最高構成
  MacBook Pro 2017 MacBook Pro 2018
シングルコア マルチコア シングルコア マルチコア
13インチ 4790 10189 5315 18669
15インチ 4899 15989 5613 24957

これをご覧いただければお分かりいただけるように、2018年モデルは2017年モデルから性能が大きく向上している。特に伸びたのはマルチコアスコア。Appleの発表通り、13インチモデルに関しては2倍弱の性能向上が認められ、15インチモデルにしても70%弱の性能向上が見てとれる。

これはおそらく、プロセッサのコア数が増えたことが影響しているとみられる。MacBook Pro 2018は、13インチモデルが従来の2コアから4コアに。そして、15インチモデルは4コアから6コアに増えており、同時に複数の作業をこなす際に力を発揮してくれるはずだ。

また、Macお宝鑑定団Blog(羅針盤)はGPU(グラフィック)性能も計測しており、こちらも大きく向上していることが明らかに。Macお宝鑑定団Blogによると、プロセッサのコア数によって性能差が出る結果となっており、特にMacBook Pro 15インチモデルに関してはビデオメモリが2GBから4GBに増えたこともあり、性能の向上に繋がったとしている。

「MacBook Pro 2018」は、久々に登場した「プロ向け」らしさを感じられる端末。ベンチマークスコアを見ても性能が著しく向上していることから、多少重めのアプリを複数起動してのマルチタスクもしっかりこなしてくれそうだ。

また、同モデルでは不満の声が上がっていたキーボードが改良されていたりとユーザーの声がしっかりと取り入れていることも明らかになっている。これまで、MacBook Proの購入を見送ってきたユーザーは今回が買い時かもしれない。

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