新型MacBook Proが発表。最新SoC「M4／M4 Pro／M4 Max」搭載し性能向上、バッテリー持ちも若干伸びた

Appleは10月31日、最新世代のSoC「M4」「M4 Pro」「M4 Max」を搭載した新型MacBook Proを発表した。

画面サイズは14インチと16インチの2種類。価格は、M4チップを搭載する14インチモデルは248,800円から、M4 Pro／M4 Maxチップを搭載した14インチモデルは328,800円、M4 Pro／M4 Maxを搭載した16インチモデルは398,800円から (いずれも税込) 。

発売は11月8日を予定。発売に先がけ、本日10月28日からApple公式サイトにて予約受付を開始する。

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現行最新のSoC「M4」搭載した新型MacBook Proが遂に登場

新型MacBook Proは、昨年11月に発売した「M3」世代のMacBook Proから筐体デザインはそのままに、内蔵SoCを現行最新の ｢M4｣ に置き換えたマイナーアップデートモデルだ。また、今回の新モデル登場にあわせて上位チップである「M4 Pro」「M4 Max」を搭載したハイエンドモデルも同時に投入する。

M4チップは、第2世代の3nmテクノロジーで設計されたApple Silicon。今年5月に発売した ｢iPad Pro (M4)｣ にはじめて投入されたが、先に発表されていた「iMac (M4, 2024)」「Mac mini (M4, 2024)」に加えてMacBook Proにも投入されるかたち。「M4 Pro」「M4 Max」はCPU・GPUコア数を増やしたハイエンドライン用のSoCだ。

14インチモデルには ｢M4／M4 Pro／M4 Max｣ が、16インチモデルには ｢M4 Pro／M4 Max｣ が搭載できる。MacBook Proに搭載されるM4チップは、10コアCPU／10コアGPUがベース構成。

M4 Proチップは12コアCPU／16コアGPUが基本構成となり、CTOオプションで14コアCPU・20コアGPUモデルも搭載できる。M4 Maxチップは14コアCPU／32コアGPUが基本構成となり、16コア・40コアGPUモデルも搭載できる。搭載メモリは、16GB／24GB／32GB／36GB／48GB／64GB／128GBのユニファイドメモリから選択可能。

画面には、引き続きミニLED設計で作られた ｢Liquid Retina XDRディスプレイ｣ を搭載。画面輝度は1,000ニトで、HDRコンテンツでは1,600ニト。SDRコンテンツを閲覧する際には最大600ニトとなる。広色域(P3)やTrue Toneテクノロジーのほか、ProMotionテクノロジーによる最大120Hzのアダプティブリフレッシュレートが利用できる。なお、CTOオプションでnano-textureディスプレイに変更することが可能だ。

搭載インターフェースは、M4搭載モデルがThunderbolt 4 x3、HDMI、SDXCカードスロット、3.5mmヘッドフォンジャック、MagSafe 3を搭載する。M4 Pro以上を搭載する14インチ／16インチモデルはThunderbolt 5 x3、HDMI、SDXCカードスロット、3.5mmヘッドフォンジャック、MagSafe 3を搭載する。

外部ディスプレイへ映像出力ができる台数は搭載するSoCによって異なるので注意が必要だ。M4およびM4 Pro搭載モデルは最大2台まで、M4 Max搭載モデルは最大4台まで出力可能だ。

バッテリー容量は、14インチモデルが72.4Wh、16インチモデルが100Wh。バッテリー持続時間はM4モデルが最大24時間、M4 Pro／M4 Maxモデルが最大22時間、16インチモデルが最大24時間。それぞれ14インチモデルは最大96W、16インチモデルは最大140Wの高速充電に対応する。

カラーラインナップは、シルバー／スペースブラックの2色展開。価格は、M4チップを搭載する14インチモデルは248,800円から、M4 Pro／M4 Maxチップを搭載した14インチモデルは328,800円、M4 Pro／M4 Maxを搭載した16インチモデルは398,800円から (いずれも税込) 。

本日よりApple公式サイトで予約受付を開始しており、発売は11月8日を予定している。

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(画像：Apple)