今年、約4年ぶりの大型アップデートを迎えた16インチMacBook Pro。来年の2020年には新たにミニLEDディスプレイを搭載する可能性があることがわかった。
TF International Securitiesの著名アナリストMing-Chi Kuo氏が、来年のApple製品に関する新しい予測を発表している。
ミニLEDを採用した12.9インチiPad Proと16インチMacBook Proが2020年に登場
Kuo氏によると、Appleは現在の製品ラインナップに搭載されているディスプレイを順々に新型(ミニLED)のものに置き換える考えであるとのこと。その上で、まずは2020年に12.9インチiPad Pro、そして16インチMacBook ProにミニLEDディスプレイを搭載することを計画しているという。
同氏の予測によれば、次期iPad Proは2020年第3四半期(7〜9月)に登場予定。ミニLEDディスプレイを搭載するだけでなく、次世代プロセッサ 「A14X」 も搭載される予定で性能の向上も期待できる。ちなみに 「A14」 プロセッサは次期iPhoneに搭載されることが予想されることから、(Kuo氏の情報が正しいと仮定するなら) 次期iPad Proは次期iPhoneと同じく9月に発売する可能性が高い。
次期MacBook Proは2020年第4四半期(10~12月)に登場する。ミニLEDディスプレイが搭載されることでより広い色域表現や高いコントラスト、ダイナミックレンジの表現が可能になる可能性がある。また消費電力の向上やディスプレイの薄型化も期待できる。
Kuo氏によると、Appleは今後2~3年で複数の製品にミニLEDディスプレイを搭載していく予定。iPad ProやMacBook Proを皮切りに、4~6製品に導入していく計画のようだ。
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