「WWDC 2018」の基調講演で、Appleは何を発表するだろうか。噂では、今回は新型ハードは発表されない可能性が高いとされているが、実は「隠し玉」を用意しているのかもしれない。
その「隠し玉」とはMacBook Proの新型モデル。なんと、基調講演を前にして新型MacBook Proで計測したと思わしきベンチマーク結果が、Geekbenchに掲載されている。しかも、性能は最新プロセッサを搭載しているだけでなく、ユーザーの期待していたメモリ容量32GBになる可能性あり。海外メディアAppleInsiderが報じている。
WWDC’18で32GBのメモリ容量を持つ新型MacBook Proが登場か
AppleInsiderが発見したベンチマークスコアは、以下のスクリーンショットから確認できるだろう。「MacBook Pro 14,3」とつけられた同モデルには、6コア/12スレッドのプロセッサ「Intel Core i7-8750H」が搭載。そして、メモリは32GBになっていることも確認できる。
シングルコアスコアは4902、マルチコアスコアは22316と、現行の2017年モデルからは大幅に向上しているようだ。
このベンチマーク結果が本物の端末を元に計測されたものなのかどうかは不明。そもそも、バッテリー持ちの観点から32GBのメモリを搭載するのは難しいとAppleのフィル・シラー氏は語っていたが、これを解決することができたのだろうか。ただでさえバッテリー持ちが良くないMacBook Proなのに32GBのメモリを搭載するのは現実的なのか。
ちなみに、国内ブログメディアの気になる、記になる…は、「MacBook Pro 14,3」は現行の「MacBook Pro 2017」と同じであることから、2018年モデルが出るというよりは2017年モデルのCTOモデルとして上位機種が登場する可能性を指摘している。
様々な疑問があるだろうが、これらは今日の基調講演で明らかになるだろう。WWDC2018の基調講演は6月5日午前2時から開始される予定。ストリーミング配信も予定されており、誰でも視聴することが可能だ。