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ロジクール、AIで雑音を消す法人向けヘッドセット「Zone 2」シリーズを発表

オフィス回帰が進む中、AIが通話環境を守る。ロジクールが、AIノイズ抑制技術を搭載した法人向けヘッドセット「Zone 2」シリーズを発表した。

ラインナップは、ワイヤレスモデル「Zone Wireless 2 ES for Business」と、有線モデル「Zone Wired 2 for Business」の2機種。どちらも、オフィスでもリモートでもクリアな音声通話を実現することを狙っている。

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AIが相手の雑音まで消す「Advanced Call Clarity」

Zone Wired 2 for Business

ロジクールの調査によると、会社員の62%が毎日出社している一方で、約3割は毎日オンライン会議に参加している。つまり「オフィスにいてもリモート会議が欠かせない」時代だ。

その一方で、57%が「コミュニケーション設備が不十分」と回答しており、集中力の低下による損失は世界で4,680億ドルに達するという。Zone 2シリーズは、そんな現場の課題を解決するために設計された。

Zone 2シリーズの最大の特徴は、AIによる双方向ノイズ抑制機能「Advanced Call Clarity」だ。これは自分の声だけでなく、相手側の環境ノイズまでリアルタイムで低減する仕組み。カフェやオープンオフィスといった騒がしい環境でも、通話相手にクリアな音声を届けられる。

Zone Wireless 2 ES for Business

マイク性能も強化された。ワイヤレスモデルの「Zone Wireless 2 ES」は4つのノイズキャンセリングマイク、有線モデルの「Zone Wired 2」は2つのマイクを搭載。40mmドライバーとダイナミックEQによるチューニングで、音楽再生時も臨場感のあるサウンドを楽しめる。

さらに「Zone Wireless 2 ES」は、アダプティブ ハイブリッドANC(アクティブノイズキャンセリング)とトランスペアレンシーモードの切り替えに対応。周囲の音を遮断して集中したり、外の声を取り込みながら作業したりと、シーンに応じて自在にコントロールできる。

両モデルとも、Microsoft Teams、Zoom、Google Meet、Google Voiceの認定を取得しており、企業の標準会議ツールとの互換性も保証されている。

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長時間装着でも快適、再生素材で環境にも配慮

Zone 2シリーズは、長時間装着しても疲れにくいように設計されている。Zone Wireless 2 ESは約212g、Zone Wired 2は約223.5gと軽量で、イヤーパッドには柔らかい素材を採用。ヘッドバンドはゲーミングヘッドセットの設計思想を応用しており、頭部への圧力を分散させる構造になっている。マイクブームは270°回転し、左右どちらの装着にも対応する。

ワイヤレスモデルはBluetooth 5.3に対応し、通信距離は最大50m。ANCオンでも最大20時間の通話が可能で、5分の急速充電で1時間使用できる。有線モデルは消費電力を前世代比で約79%削減し、電力効率を大幅に向上させた。

専用アプリ「Logi Tune」では、音質やマイク感度の調整、ファームウェア更新が可能。さらに法人向けの「ロジクール Sync」を使えば、IT管理者が従業員のヘッドセットを一括で管理できる。

Zone Wireless 2 ESは2026年1月上旬、Zone Wired 2は同年2月上旬に発売予定。ロジクールオンラインストアでの販売価格は、それぞれ28,600円、19,800円だ(どちらも税込)。

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(画像提供:ロジクール)