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LG、4K液晶テレビ2022年モデル発表。全3シリーズ11モデル5月下旬より発売、ミニLEDモデルも4製品

5月19日、LGは 「2022年テレビ新製品発表会」 を開催。同社の4K液晶テレビの2022年ラインナップとして、全3シリーズ11モデルを2022年5月下旬より順次発売すると発表した。

ラインナップは、43〜75インチ液晶で展開する 「UQ9100」 シリーズ、50/55インチ量子ドット液晶で展開する 「QNED80JQA」 シリーズ、55〜86インチ量子ドット液晶MiniLEDで展開する 「QNED85JQA」 シリーズの合計3シリーズ。それぞれの価格・ラインナップは以下のとおり。

シリーズ 品番 画素数/パネル 価格 (予想実売価格/税込) 発売予定日
QNED85JQA 86QNED85JQA 4K/LG QNED MiniLED 86 オープン価格
(660,000円前後)
6月中旬
75QNED85JQA 75 オープン価格
(440,000円前後)
65QNED85JQA 65 オープン価格
(350,000円前後)
55QNED85JQA 55 オープン価格
(280,000円前後)
QNED80JQA 55QNED80JQA 4K/LG QNED 55 オープン価格
(170,000円前後)
50QNED80JQA 50 オープン価格
(150,000円前後)
UQ9100 75UQ9100PJD 4K/LG UHD TV 75 オープン価格
(220,000円前後)
5月下旬
65UQ9100PJD 65 オープン価格
(170,000円前後)
55UQ9100PJD 55 オープン価格
(130,000円前後)
50UQ9100PJD 50 オープン価格
(120,000円前後)
43UQ9100PJD 43 オープン価格
(100,000円前後)

このうち最上位モデルとなるのが、量子ドットMiniLED 液晶を搭載する 「QNED85JQA」 シリーズ。ミニLEDバックライトに、量子ドットテクノロジーとナノセルカラーテクノロジーを組み合わせたことで、輝度と黒の再現性を高め、従来の液晶に比べてより鮮やかな色表現が可能になっている。

「QNED85JQA」 および 「QNED80JQA」 に搭載されるナノセルカラーテクノロジーは、変換オーガニックフィルムをパネルに組み込むことで、緑色の純度を高めながら赤色の色域を広げるLG独創のナノセルカラー技術。微細な粒子が、RGB発光時の色にじみから発生する、余分な光波長を吸収し、RGB各色の純度を高めることが可能だ。

これらの製品には、リアルタイムAIプロセッサー 「α7 Gen5 AI Processor 4K」 を搭載 (UQ9100 シリーズはα5 Gen5 AI Processor 4Kを搭載) が搭載される。テレビの心臓部ともいえる映像エンジンに、人工知能を統合させたAI対応映像エンジンの第5世代。地上波でもネット動画でもあらゆるコンテンツにあわせて画質/音質を最適化させることが可能だ。

さらにいま見ている映像のジャンルから、自動でドラマ/スポーツ/映画/ニュース/音楽の5つに分類し、各ジャンルに合ったサウンドに調節。臨場感あふれるバーチャル5.1.2chサウンドに変換するAIサウンドプロ機能が利用可能だ。

そのほか、映像ジャンルをAIが自動認識し、最適な画質に変換してくれるAI映像プロ機能や、肌の色をナチュラルに保ちながら細部も鮮やかに映像再現できるダイナミックビビット処理、フレームをエリアごとに切り分け、それぞれのゾーンごとに最適なトーンカーブへ処理するダイナミックトーンマッピングなどにも対応する。

NETFLIXやhulu、Amazonプライムビデオ、Apple TV+、Disney+、DAZN、YouTubeなど動画配信サービスが内蔵アプリで視聴できる。一部対応サービスは4K画質にも対応する。

音声操作にも対応しており、「Hi, LG!」 と話しかけることでLGのAIアシスタント 「ThinQ AI」 が各種操作を代行してくれる。

価格はいずれもオープン。予想実売価格は 「UQ9100」 シリーズが400,000円前後〜、「QNED80JQA」 シリーズが150,000円前後〜、「QNED85JQA」 シリーズが280,000円前後〜となっている。発売は5月下旬以降を予定している。

各モデルのインチ数・価格については記事中の表をご覧いただきたい。なお、2021年に発売した8K液晶テレビ 「QNED99」、4K液晶テレビ 「QNED90」 シリーズについては販売を継続する予定となっている。

(画像:LG)