現実のものをレゴで再現したいと考えたことはないだろうか。筆者は子どもの頃にシンデレラ城を作ろうとして挫折した経験があるが、今や公式から 「シンデレラ城」 のパッケージが販売されており誰でも作ることが可能だ。
そんな感じで、将来的には 「Apple Store」 を作ることができるようになるかもしれない。レゴアイデアにApple Storeのアイデアが登場し、Appleコミュニティを中心に話題になっている。
関連リンク:LEGO IDEAS – Apple Store
レゴアイデアにApple Storeのアイデアが登場
レゴアイデア (LEGO Ideas) とは、レゴファンが自分のオリジナルレゴセットのアイデアを提案し、コミュニティから支持を集めるための公式プラットフォームだ。
レゴファンは、自分の作ったレゴモデルの写真や説明を「レゴアイデア」ウェブサイトに投稿する。そして、その投稿に対して、他ユーザーからの10,000票の支持を集めることで、レゴグループからの審査と評価が受けられる。そして、この評価プロセスのなかで実際に製品化できると判断されたものは、正式なレゴセットとして商品化される。
同プラットフォームを通じて、これまで 「宇宙ステーション」 「セサミストリート」 など、実にさまざまなアイデアが商品化されてきた。
そこで注目を集めているのが、今回のApple Storeだ。これは、Redditユーザーのlegotruman氏が友人と協力して作ったとのこと。
特定のApple Storeをモチーフに作ったのではなく、人気のある、あるいは有名なApple Storeを調べ、そこから一貫したスタイルを見つけて、このモデルを作成したとのことだ。
じっくり見てみると、Apple Storeの特徴でもあるガラス張りの店舗デザインや、細かいApple Storeあるあるな仕組みまで見事に再現されている。店内の製品展示するためのテーブルや、腰を掛けられるベンチを兼ねた樹木ポッドなど。さらには壁沿いの周辺機器・アクセサリーを置くスペースも用意されている。
裏面には、iMac G3やiPod、AirPods、Apple Watch、Apple Vision Proなども置かれている。こんな小さくてもすぐにApple Vision Proと分かるレゴってすごい。
このプロジェクトが製品化に漕ぎ着けるには、まずは6か月以内に10,000人の支持者を得ることが条件。その上でレゴグループによる審査・評価を通過する必要があるわけだが、実際にApple Storeのレゴセットを作るには、Appleの許諾が必要になるだろう。もちろん、Appleが簡単に許可を出してくれるとは思えないが、もし高い製品水準を満たすことができたならAppleが許可を出すこともあるのかもしれない。もしそうなったら再び話題になるだろうし、少なくともAppleコミュニティでは盛り上がることだろう。
(via AppleInsider)
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(画像:LEGO/legotruman)