現地時間9月28日、Amazonは新製品発表イベントを開催し、新型電子書籍リーダー 「Kindle Scribe」 を発表した。
価格は47,980円(税込)〜、本日より予約受付が開始されており、年内の出荷開始を予定している。
本製品は、スタイラスペンにはじめて対応したKindle電子書籍リーダー。10.2インチ(300ppi)のE Ink高精細ディスプレイを搭載したモデルで、電子書籍を読むだけでなく、スタイラスペンでメモを取ることもできる。300ppiという解像度は、Kindle Oasisと同じであるため、かなり鮮明に描画できるはずだ。フロントライトも搭載されており、明るい画面で読書することができる。
スタイラスペンを利用することで、ToDoリストや日記、スケッチなどを作成できるようになっている。また、電子書籍を読むときページの余白部分にメモを残すこともできるようだ。
さらに、PDFやWordなどのドキュメントファイルに対するマークアップも可能で、2022年後半にはPCから直接 「Kindle Scribe」 へドキュメントを送ることができるようになるとのことだ。
スタイラスペンは、ベーシックペンとプレミアムペンの2種類が用意される。上位モデルであるプレミアムペンにのみ、カスタマイズ可能なショートカットボタンと消しゴムセンサーが上部に搭載される。
2種類のスタイラスペンはどちらもワコムのEMR技術を採用する。「Kindle Scribe」 の側面にマグネットで取り付けられるようになっていて持ち運びに便利だが、iPadのようにバッテリーの充電はできない仕様となっている。
本体の厚みは5.8mm。重量は430g。iPad Airよりもやや薄く、軽いくらいのサイズ感となる。ちなみに、デバイス本体の充電には本体内蔵のUSB Type-Cコネクタを使用する。
バッテリー駆動時間は1日30分の読書で12週間、スタイラスで毎日30分書くと、3週間もつとのこと。
価格は47,980円(税込)〜、本日より予約受付が開始されており、年内の出荷開始を予定している。
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(画像:Amazon)