KADOKAWA、任天堂・カプコンとゲーム著作物の利⽤に関する包括的許諾契約を締結。CSP利用者は個人・法人問わずコンテンツ公開や収益化が可能に

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KADOKAWAは、同社が提供する｢CSP (クリエイターサポートプログラム) ｣において、2023年12月1日付で任天堂・カプコンとゲーム著作物の利⽤に関する包括的許諾契約を締結したと発表した。

これにより、KADOKAWAのMCN (マルチ・チャンネル・ネットワーク) ｢CSP｣を利用するクリエイターは個人・法人問わず、任天堂やカプコンのゲーム著作物を利用したYouTube等へのコンテンツ公開と収益化が可能になる。

CSP利用者は任天堂やカプコンのゲーム著作物を利用したコンテンツ公開と収益化が可能に

｢CSP｣は、2022年3月に提供が開始されたKADOKAWA独自の二次利用の管理・収益分配システム。クリエイターがYouTube等のコンテンツに他社のゲーム・アニメ・コミック・音楽等の著作物を利用したり、自身が創作した著作物の二次利用を許諾・促進することで、クリエイターとしてだけでなく、権利者 (著作権者) としても収益やPRの機会を得られるというサービスだ。

任天堂とカプコンは、それぞれ｢ネットワークサービスにおける任天堂の著作物の利⽤に関するガイドライン｣｢カプコン動画ガイドライン｣を公開しており、これらのガイドラインで個人の利用者によるYouTube等へのゲーム著作物を利用したコンテンツの公開・収益化を認めている。ただし、これらのガイドラインはあくまで個人のクリエイターを対象としたものであり、法人等の団体においては対象外だった。

今回KADOKAWAが任天堂・カプコンとゲーム著作物の利⽤に関する包括的許諾契約を締結したことで、CSPにおいては個人だけでなく、法人等の団体に所属するクリエイターであっても一定の条件を満たすことで、YouTube等への任天堂のゲーム著作物を利⽤したコンテンツの公開・収益化が可能となる。

任天堂とカプコンのガイドラインは以下から確認を。