
JAPANNEXTは、12.2インチのIPSパネルを採用したモバイルディスプレイ「JN-MD-IPS122WX」を発表した。直販価格は税込20,980円で、発売日は2025年7月4日(金)。自宅やオフィスはもちろん、出張先やワーケーション中の作業効率を上げたいユーザーに向けた製品だ。
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軽量コンパクトで映像も鮮明、マルチな用途に対応
JN-MD-IPS122WXは、WUXGA解像度のIPSパネルを採用することで、写真や資料を高精細に表示できる。フルHDよりも縦にやや広い比率のため、Excel作業やPDF閲覧でも情報量が増え、デスクワーク効率を上げられる点が特長だ。
画面サイズは12.2インチで、本体の重さは約400g。厚さも9mmと薄型設計で、専用のスマートケース(カバー重量約130g)を装着しても手軽に持ち運べる。なお、このケースはホコリや傷から本体を守る構造で、ネジ2本で固定されている。マイナスドライバーを使用することで、必要に応じて取り外しも可能だ。
HDR表示にも対応しており、映像の明暗差をリアルに描写。動画鑑賞やゲーム用途でも活躍が期待できる。内蔵スピーカー(1W×2)も備え、音声付きのプレゼンやストリーミング視聴にも対応する。
入力端子はminiHDMI(1.4)×1、USB-C(映像・給電両対応)×1、USB-C(給電専用)×1を備え、ノートPCやスマートフォン、ゲーム機などさまざまなデバイスと接続できる。75×75mmのVESAマウントにも対応しており、モニターアームに取り付けて据え置き運用も可能だ。
また、ブルーライト軽減モードとフリッカーフリー設計も搭載。長時間の作業でも目の負担を抑える設計となっている。メーカー保証は2年間。
小型でも高性能、セカンドディスプレイの新定番となるか
昨今のリモートワークとハイブリッドワークの普及により、モバイルモニター市場は静かに拡大している。そんな中で本製品は、価格と性能のバランスに優れた1台といえる。画面サイズこそ12.2インチと小ぶりだが、WUXGAの精細さやHDR対応、VESA準拠の柔軟な設置性など実用面では抜かりがない。
フルHDを超える解像度、IPSパネルの広視野角、そして手軽な接続性に加え、2万円台前半という価格設定。用途としては、サブモニター用途だけでなく、会議での資料提示用途にも向いており、ライトユースから本格利用まで幅広い層にアピールできる製品といえるだろう。
発売は2025年7月4日(金)。Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングで購入可能だ。
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(画像提供:JAPANNEXT)