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JAPANNEXT、6Kディスプレイを2026年に日本・欧州で展開。価格はPro Display XDRの半額以下に

9月18日、JAPANNEXTは6K解像度のIPSディスプレイを開発中であることを発表した。

本発表に先立ち、JAPANNEXTは報道関係者向けに「JAPANNEXT はじめてのプレスカンファレンス」を開催。名称のとおり、同イベントはJAPANNEXTにとって報道関係者向けに開催した初めてのプレスカンファレンスとなった。

プレスカンファレンスでは、JAPANNEXTがすでに展開している製品のほかに、複数の新製品が発表された。そのなかでも注目の一台となったのが、JAPANNEXTにとって初となる6Kディスプレイの参考展示だ。

参考展示されたモデルは、解像度6016×3384の6Kパネルを搭載し、sRGB 100%、DCI-P3 98%をカバーする広色域を実現する。高さ調整が可能なスタンドを備え、USB-C経由で最大90Wの電力供給にも対応。ノートPCと組み合わせることでケーブル一本で映像出力と充電を同時にこなせる設計だ。

製品名JAPANNEXT 6KApple Pro Display XDRASUS ProArt PA32QCVKuycon G32P 6K
解像度6016 x 3384ピクセル (6K)6016 x 3384ピクセル (6K)6016 x 3384ピクセル (6K)6144 x 3456ピクセル (6K)
パネルサイズ31.5インチ32インチ31.5インチ32インチ
パネルタイプIPS液晶IPS液晶IPS液晶Nano IPS Black
色域sRGB100% / DCI-P3 98%P3広色域sRGB100% / DCI-P3 98%DCI-P3 98%、sRGB 100%
ポート未定・Thunderbolt 3 x1
・USB-C x3
・Thunderbolt 4 x2
・DisplayPort 1.4 x1
・HDMI 2.1 x1
・USB-A x2
・USB-C x1
・DisplayPort 2.1 x1
・HDMI 2.1 x1
・USB-C x1
価格(目安)35万円以下約73万円〜約18万円約20万円

展示機を確認すると、31.5インチの画面に6K解像度を収めたことで、Excelの細かなセルの文字まで鮮明に表示される。色再現も豊かで、写真や動画制作といったクリエイティブ用途に向けた仕上がりだった。

JAPANNEXTは、Appleの6Kディスプレイ「Pro Display XDR」の半額以下を目標に価格を設定するとしており、高精細かつ広色域を求めるクリエイターにとって、手の届きやすい6Kディスプレイとなる可能性がある。

6Kディスプレイは依然としてニッチ市場であり、選択肢は限られている。JAPANNEXTはこれまでの製品よりも手の届きやすい価格で提供することで、新たな選択肢として注目される。正式発表では価格や販売地域の詳細が明らかになるとみられ、今後の続報に期待したい。

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