2014年に発売した 「iPhone 6 Plus」 がビンテージ製品に追加され、ハードウェアサポートが終了したことがわかった。米Apple系メディアMacRumorsが15日伝えている。
「iPhone 6 Plus」 がビンテージ製品に
Appleは販売した製品の修理サポートをいつでも受け付けているが、一方で製造終了からかなり時間が経過した古い製品については、5~7年経過を目処にサポートを終了する傾向にある。
ハードウェアの修理サポートの終了には、「ビンテージ製品」 「オブソリート製品」という2段階の分類が設けられており、そのどちらに分類されるかでサポート対応が異なる。
製造終了から5年以上7年未満の場合ほとんどが 「ビンテージ製品」 となり、米カリフォルニア州もしくはトルコで購入したMacはハードウェアサポートが一部継続されるものの、日本を含むそれ以外の地域では 「オブソリート製品」 とほぼおなじ扱いとなり、ハードウェアサポートが終了する。
「オブソリート製品」 は、製造終了から7年以上が経過した製品が主に分類される。これに追加されると、どの国や地域で購入した製品であっても修理サポートが受け付けられない。
つまり、日本においてはビンテージ・オブソリート製品のリストに追加された製品は事実上修理が不可能となり、もし故障した場合はApple以外の店舗や自力で修理する必要がある。
まだ、日本のAppleサポートページは更新されていないが、米国のサポートページには 「iPhone 6 Plus」 がビンテージ製品として記載されていることから、日本でも近くサポートページが更新されるとみられる。もし該当する製品をお持ちなら、サポート対象外となる今回を機に買い替えを検討してみてもいいのではないだろうか。
なお、「iPhone 6」 については一部の国において32GBモデルが2017年に投入された経緯があることから、まだビンテージ製品には追加されていない。
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(画像:Apple)