来年発売の 「iPhone 14」 シリーズ(仮称)には、チタン合金を採用したモデルが存在するかもしれない。
現地時間26日、米Apple系メディア9to5Macは、JPモルガン・チェースの最新レポートを引用し、「iPhone 14 Pro」 シリーズにチタン合金を採用したモデルが存在する可能性を伝えた。
iPhone 14 Proシリーズは筐体にチタニウムが採用か
今回の情報は、米国の商業銀行 JPモルガン・チェースのアナリストが発した最新レポートによってもたらされた。
2022年に発売するプロモデルのうち、少なくとも1機種にチタン合金が採用される可能性があるとのこと。チタン合金を採用しないモデルについては、これまで同様ステンレススチールやアルミニウムを採用するという。
9to5Macによれば、チタン合金はバナジウム、クロム、ニッケル、およびアルミニウムで作られている関係で、ステンレススチールと比べて45%強度が高いという。また使用する金属量が少ないこともあり、軽量である点もポイント。
AppleはiPhoneやMacに対してチタン合金を使用する特許を今年のはじめに取得している。チタン合金に半光沢仕上げを施す技術となっていて、現在のステンレススチールとの差異を減らすことが可能になるかもしれない。
ちなみにAppleが自社製品にチタン合金を採用するのは初めてではなく、「Apple Watch Series 5」 からチタン合金を採用したモデルを投入している。軽量かつ強度の高いモデルがiPhoneにも登場するのだろうか。
著名アナリストMing-Chi Kuo氏のレポートによると、2022年に発売するiPhoneは6.1インチモデルが2機種、6.7インチが2機種の合計4機種になるという。エントリーモデル、ハイエンドモデルにそれぞれ6.1インチ、6.7インチモデルが用意される形になるものと予想される。
また、一部モデル(おそらく上位モデル)には画面内蔵型の指紋認証センサーが搭載され、上位モデルのリアカメラには4800万画素の広角レンズが採用されるとも伝えられている。
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