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iPhone 14は 「衛星通信機能」 に対応?それとも天体撮影の向上?ティザー画像の真意とは

(画像:Apple)

Appleは現地時間9月7日(日本時間9月8日午前2時)に、新製品発表イベント 「Far out.」 を開催する。本イベントでは、最大の注目製品である新型iPhoneこと 「iPhone 14」 シリーズが発表される見通し。

「iPhone 14」 シリーズに関してはいくつか噂が存在するが、最大の進化のポイントについては依然として判明していない。

ヒントとなるのは、Appleが公開した新製品発表会のティザー画像。いつも新製品に関するヒントが隠されているため、さまざまな憶測が飛び交うが、今回は宇宙の星々を描くシンプルなものになっていて、何を意味するのかは答えを導き出すことは難しくなっている。

果たして、今回の新型iPhoneの最大の特徴はなんなのか。その予想を米Bloombergの記者Mark Gurman氏が伝えている。

Mark Gurman氏は、今回の宇宙のティザー画像からiPhone 14シリーズの新機能は 「衛星に関するものではないか」 と予想している。同氏は、昨年のiPhone 13シリーズの発表時に、衛星を用いた通信機能が利用できるようになると伝えていた。その予想は残念ながら外れてしまっているものの、現在もAppleは衛星通信技術に取り組んでいると指摘する。

Gurman氏によると、この機能はApple社内では 「Emergency Message via Satellite」 と呼ばれており、セルラー通信の届かない山や海などで緊急時通信ができるというものになるという。同機能が搭載されると確証は得られていないようだが、今月26日にイーロン・マスク氏のSpaceXとT-Mobile USが、Space Xの衛星インターネット 「Starlink」 を使ったモバイル衛星通信サービスを発表していることから、同機能への対応なども検討している可能性がありそうだ。ちなみにSpaceXとT-Mobile USは2023年末までの提供を目指している。

また、そのほかにも天体の撮影(ナイトモード)機能の向上のほか、常時オンディスプレイ機能のことを指している可能性もあると伝えている。いずれもあくまでGurman氏の予想でしかないが、Appleが新製品と何も関係のないティザー画像を公開することは考えづらいことから、Gurman氏の予想は的外れとは言えなさそうだ。果たして、衛星や天体に関係がある機能・特徴とは何なのだろうか。その答えは9月8日午前2時より明らかになる。