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「iPhone 12 Pro Max」 は画面リフレッシュレートの自動切り替え機能が搭載か。テスト機の設定画面に存在

Appleは今後数年以内に、iPhoneの画面のリフレッシュレートを最大120Hzに引き上げることを計画していると報じられている。これは早くて今秋発売の 「iPhone 12」 シリーズで実行されると予想されてきたが、昨今のコロナ事情もあり、現在は同技術の導入は来年以降になる可能性が濃厚とされている。

しかし、ここ数日で 「iPhone 12」 シリーズに120Hzのリフレッシュレート技術が導入される可能性が再び指摘されている。

これを伝えるのは著名リーカーJon Prosser(@jon_prosser)氏。同氏によればiPhone 12シリーズの最上位モデル 「iPhone 12 Pro Max (仮称)」 には画面のリフレッシュレートが自動で可変する機能が搭載される可能性があるとのこと。同リーカーはiPhone 12 Pro Maxのテスト機のスクリーンショットを入手し、Twitterで公開している。

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iPhone 12 Pro Maxはリフレッシュレートの自動切替機能に対応か

Jon Prosser氏が入手したスクリーンショットは以下。

同氏によれば、このスクリーンショットは6.7インチの画面を搭載する最も大きなiPhone 12、つまり 「iPhone 12 Pro Max」 のものであるとのこと。

スクリーンショットの画面は 「設定」 アプリを写したものになるが、よく見ると 「Enable Adaptive Refresh Rate (リフレッシュレートの自動切替機能をオンにする) 」 という項目が設けられていることが確認できる。

この機能をオンにすると、iPhoneの画面はコンテンツに応じて最適なリフレッシュレートが自動的に適用されるものとみられ、リフレッシュレートは60Hzから120Hzまで対応しているようだ。

リフレッシュレートとは
1秒間に何回画面の書き換えが行われるかを示す数字で、この数字が大きくなればなるほど画面描写が滑らかになる。

このスクリーンショットはあくまで生産検証試験(Product Validation Test=PVT)段階のもので最終版ではないとのことだが、もしこの試験が無事に通過していた場合、「iPhone 12 Pro Max」 の画面は120Hzリフレッシュレートで駆動できる可能性がある。

ちなみに120HzはiPad ProのProMotionテクノロジーと同じリフレッシュレートになる。現行のiPhoneは60Hzにしか対応していないため、これをオンにすることで画面は最大で2倍滑らかに描写できるようになるだろう。

しかし、前述のとおりiPhone 12 Proに同技術が導入されるかどうかは現時点では未知数だ。

実は今月25日にディスプレイアナリストのRoss Young氏が、Appleは現在ProMotionディスプレイ用ドライバーに関してサプライチェーンの出荷問題に直面しており、iPhone 12 Proの発売を延期するか60Hzディスプレイの搭載に切り替えるかの選択を迫られていると伝えたばかり。しかも同アナリストは、60Hzのディスプレイを搭載する可能性が高いと考えているという。

今回の情報を伝えたJon Prosser氏は、この 「iPhone 12 Pro Max」 に関する続報を近日中に投稿すると予告している。果たしてiPhone 12 Pro Maxに120Hzのリフレッシュレート技術が搭載されるのだろうか。数々の正確なリーク情報を提供してきた同リーカーの発言に世界から大きな注目が集まっている。

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