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iPhone 12はマグネット吸着式ワイヤレス充電機能が導入。充電器はサードパーティからも登場予定

Appleは今夜、待望の新型iPhoneこと 「iPhone 12」 シリーズを発表予定だ。同シリーズはワイヤレス充電の仕様に変更が加えられる予定であることがわかっているが、その新しい方式とはマグネットを利用したものであることがほぼ確実となった。

これは日本のMPOW JAPANが新型iPhoneの発表に先行する形で出したプレスリリースから明らかになっている。

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新型iPhoneはマグネットを利用した新しいワイヤレス充電方式が搭載へ

リリースによると、MPOW JAPANは 「新型iPhoneに搭載される新しいワイヤレス充電機構であるマグネットを利用した充電位置調整機能対応のワイヤレスチャージャーを発表」 するとのこと。

新型iPhoneにはマグネットを利用した充電位置調整機能が搭載される予定で、そこに同じくマグネットを内蔵したワイヤレス充電機をくっつけることで、iPhoneを充電できるという。

イメージはApple Watchの充電ケーブル。これまではワイヤレス充電器の上にiPhoneを置く形式だったが、この新しいワイヤレス充電器であればiPhoneとワイヤレス充電器の位置がズレる心配もなく、さらに常に適切な位置で充電できるため高速なワイヤレス充電を実現することができるだろう。

また、据置き型ではないため手に持って作業することも可能。充電中は自由にiPhoneを動かすことのできなかった従来型のワイヤレス充電器のデメリットを解消することができる。

おそらく従来のワイヤレス充電も利用できるとは思うが、今後はApple Watchのように背面に充電パッドをつける形式が主流となりそうだ。

MPOW JAPANによれば、今回発表されたワイヤレスチャージャーには給電をするために使用するコイル部の周囲に特殊な処理と加工を施したマグネット機構をリング状に配置しているとのこと。このリング状のマグネット機構は新型iPhoneにも配置されているという。新型ワイヤレスチャージャーは2020年内に登場予定だ。

ちなみに筆者が独自入手している情報では、新型iPhone向けのマグネット式ワイヤレス充電機は、MPOW JAPANだけではなく、よく知られているいくつかのメーカーからも登場予定と聞いている。

さらに、Appleも独自のワイヤレス充電器を発売するだけでなく、同ワイヤレス充電器に対応したケースも投入する計画だ。同技術を導入したケースを販売する理由はおそらくケースをつけることでマグネットの吸着ができなくなってしまうことを防ぐためであるとみられ、今後のiPhone用ケースの多くはマグネットが内蔵されるようになる可能性が大だ。

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