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iPhone XIのロジックボードがリーク、L字型から長方形に バッテリー容量も2割増加か

次期iPhoneの 「iPhone XI (仮名)」 の内部構造が一部明らかに。次期iPhoneに内蔵されるロジックボードを撮影した写真が、海外メディアからリークされた。

写真を公開したのは海外で有名なYouTuber、EverythingApple Pro。中国サプライヤーとのつながりを持つFedericocerca氏から得た情報であるとのことだが、次期iPhoneのロジックボードを撮影した写真を自らのYouTubeチャンネルで公開している。

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次期iPhoneのロジックボードがリーク

上記が公開された画像。

写真に写るロジックボードは、四角形の形状になっているのがお分かりいただけると思う。iPhone XやiPhone XS Maxに搭載されているロジックボードはL字型の積層タイプだったことから、次期iPhoneのロジックボードはデザインの変更が行われていることがわかる。

これが意味するのは何だろうか。おそらくAppleはロジックボードをさらに小型化したかったのではないか。その理由は、カメラレンズの増加とバッテリー持ちの改善のためだったと考えられる。

これまでの噂から、次期iPhoneは従来のデュアルレンズカメラからトリプルレンズカメラに変更される予定だ。トリプルレンズカメラになることでカメラユニットは従来よりも大きくなるため、内部設計の変更を余儀なくされた可能性がある。

また、ロジックボードを小型化することで内部にスペースが生まれるため、その分大きなバッテリーを搭載することができるはずだ。EverythingApple Proによると、次期iPhoneは最大2割のバッテリー増量が行われるとのこと。つまり、単純にバッテリー持ちが2割程度長くなる可能性があるということだ。

バッテリー容量の増加に関しては、すでに海外著名アナリストMing-Chi Kuo氏が投資家向けレポートで伝えていた。Kuo氏によると、iPhone XI (5.8インチモデル) のバッテリーは最大25%増加、さらにiPhone XI Max (6.5インチモデル) については最大15%増加するとしていた。

ちなみに次期iPhoneは、背面にワイヤレス充電機能でバッテリーをシェアできるパワーシェア機能が搭載される予定。iPhoneのバッテリー容量がいくらか大きくなることで、他のデバイスを充電してもiPhoneは今までと変わらないくらいのバッテリー持ちを実現できる可能性がある。

これまで次期iPhoneのロジックボードが公開されたことは過去に何度もあったが、今回のiPhone XIのロジックボードのリークは例年に比べて1ヶ月近く早い。他のリーク情報についても1ヶ月から2ヶ月ほど早いため、次期iPhoneについては順調に開発が進んでいることが伺える。例年通り、次期iPhoneは9月に発売することになりそうだ。

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