Appleは今年4月にミニLEDディスプレイを搭載した新型iPad Proを発売する予定と噂されているが、来年に発売する新型iPad AirにはOLED (有機EL) ディスプレイが搭載されることになるようだ。
TF International Securitiesの著名アナリストMing-Chi Kuo氏が投資家向けに公開した最新レポートによると、Appleは2022年中にOLEDディスプレイを搭載した新型iPad Airを発売予定であるとのこと。
2022年の新型iPad AirはOLEDディスプレイが搭載へ
Kuo氏いわく、Appleは新型iPad ProにミニLEDディスプレイを採用予定であるものの、他のiPadシリーズに関してはコストの高いミニLEDディスプレイではなく、OLEDディスプレイを搭載するようになる。その第一号が来年発売の新型iPad Airであるとのことだ。
iPadシリーズに採用されるOLEDディスプレイはフラットなものになっていて、iPhoneに使われているOLEDディスプレイのように下部が折りたたまれたカスタム仕様ではないとのこと。そのため、iPadシリーズに採用されるOLEDディスプレイは、これまで採用されてきたLCD (液晶) ディスプレイと変わらないくらいのコストである可能性がありそうだ。
またKuo氏によると、AppleはMacBookシリーズなどのデバイスにはOLEDディスプレイを採用する予定はないという。その理由としては、ユーザーが何時間にもわたって同じソフトウェアを使い続けるようなデバイスの場合、画面の焼きつきが発生する可能性がより顕著になる可能性があるからだ。
上記の理由から、2022年までにはミニLEDディスプレイが搭載された新型MacBook Airが登場する予定。Kuo氏はミニLEDディスプレイ搭載MacBook Airについて、以前にも情報を伝えていたため、今回のレポートで再度登場時期について触れた形だ。
ちなみに、Kuo氏は以前のレポートでミニLEDディスプレイ搭載MacBook Proについても言及しており、2021年に発売予定であると伝えていた。
関連記事
・Apple、2022年発売の次期MacBook AirにミニLEDディスプレイ搭載か
・ミニLEDディスプレイ搭載iPad Proは4月以降に発売か。DigiTimesが伝える
[ via 9to5Mac ]