
現在、Appleのタブレット 「iPad」 シリーズには、「iPad Pro」 「iPad Air」 「iPad (A16)」 「iPad mini」 の4つの製品がある。
このうち 「iPad Pro」 と「iPad Air」 には11インチと13インチの2モデルがそれぞれ用意されており、これらに 「iPad (A16)」 と 「iPad mini」 が加わることで、iPadシリーズは合計で4シリーズ6機種が存在することに。製品ごとの位置付けははっきりとしているものの、初めてiPadを買う人や、数年ぶりの買い替えをしようと考えている人からすれば、どの製品を購入すべきか迷ってしまうかもしれない。
そこで本稿では、現行のiPadのラインアップのスペック・仕様を比較してまとめてみた。これからiPadを購入しようと検討している方の参考になればと思う。
なお、iPadシリーズ全機種の違いを網羅したスペック比較表を記事下に載せておく。すぐに見たい方は目次を活用して一番下までジャンプしていただきたい。
各モデルの特徴を紹介
① iPad Proってどんなデバイス?

iPad Proは、iPadの全ラインナップのなかで最上位モデルに君臨するデバイスだ。名前に “プロ” を冠しているように、ビジネス用途やイラスト・動画などのクリエイティブ用途でも快適に作業できるように設計されている。
ラインナップは、11インチモデルと13インチモデルの2種類。搭載するSoCは、どちらも最新世代のSoC 「M4」 チップで、ハイエンドのノートPCと同等あるいはそれ以上の性能を実現している。Magic Keyboardと組み合わせて使うことで、2in1ノートPCのように使うこともできる。
画面は有機ELディスプレイ。リフレッシュレートは120Hz (ProMotionテクノロジー)。生体認証はFace ID。対応するApple Pencilは 「Apple Pencil Pro」 と 「Apple Pencil (USB-C)」 の2モデル。
背面に搭載されているLiDARスキャナにより、高精度な3Dスキャンができる。
② iPad Airってどんなデバイス?

iPad Airは、iPadの全ラインナップのなかでも中間的な存在として位置する。上位モデルにあたるiPad Proほどの性能はないが、M3チップの搭載により、下位モデルに搭載されているAシリーズのプロセッサよりも高い処理性能を持つ。
iPad Proほどの性能は求めないが、大画面で3Dゲームをプレイしたいなどそれなりに処理性能が求められるアプリを使う人におすすめのモデルだ。
ラインナップは11インチモデルと13インチモデルの2種類。画面は液晶で、生体認証はTouch ID。対応するApple Pencilは 「Apple Pencil Pro」 と 「Apple Pencil (USB-C)」 の2モデル。
③ iPad (A16) ってどんなデバイス?

iPad (A16) は、iPadの全ラインナップのなかでもエントリーモデルにあたる。
画面サイズはiPad Airの11インチモデルと同じ11インチだが、一部機能が非搭載だったり、SoCの性能が抑えられていたりと、全体的な性能はiPadシリーズの中ではもっとも低い。ただし、価格が安く購入ハードルが低いことから、タブレットを初めて使う人や、動画再生・ブラウジングといった軽めの作業中心で使用する人におすすめのモデルだ。
画面は液晶で、生体認証はTouch ID。対応するApple Pencilは 「Apple Pencil (USB-C)」 と 「Apple Pencil (第1世代)」 。
④ iPad miniってどんなデバイス?

iPad miniは、iPadのラインナップの中で、「コンパクトさ」 にもっとも重点を置いたモデル。
手のひらサイズでありながら、無印iPadよりも高性能なプロセッサを搭載しているため、手軽に持ち運んで使いたい人におすすめのモデル。
画面は液晶ディスプレイで、生体認証はTouch ID。対応するApple Pencilは 「Apple Pencil Pro」 と 「Apple Pencil (USB-C)」 の2モデル。
画面サイズと質

iPadは、各モデルごとに画面サイズが異なる。
このうち最も大きな画面を搭載するのが、iPad Pro・iPad Airの13インチモデル。その次がiPad Pro・iPad Air・iPad (A16)の11インチ、そして最も小さな8.3インチの画面を搭載するのがiPad miniだ。
一般的なサイズ感の画面が欲しいなら、11インチのiPad AirやiPad Pro、iPad (A16)が良いだろう。映画やドラマを見るには十分な大きさだ。
これよりも大きな画面が必要なら、13インチのiPad ProかiPad Airを選ぶべきだろう。迫力のある映像体験が楽しめるほか、より広いキャンバスで絵を描くことも可能だ。
ただし画面が大きくなるということは、端末サイズも大きくなるということ。持ち運び性を重視するなら、最大でも11インチくらいに留めておくことをオススメする。
項目 | iPad Pro | iPad Air | iPad (A16) | iPad mini |
---|---|---|---|---|
端末デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
表示方式 | 有機EL | 液晶 | 液晶 | 液晶 |
画面サイズ | 13インチ/11インチ | 13インチ/11インチ | 11インチ | 8.3インチ |
耐指紋性撥油 コーティング | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
フルラミネーション ディスプレイ | ◯ | ◯ | ー | ◯ |
反射防止 コーティング | ◯ | ◯ | ー | ◯ |
広色域(P3) | ◯ | ◯ | ー | ◯ |
True Tone | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ProMotion | ◯ | ー | ー | ー |
最大輝度 | 1000ニト | 11インチ 500ニト 13インチ 600ニト | 500ニト | 500ニト |
また、ディスプレイに関しては各モデルごとに ”画面の質” に違いがあることも考慮しておくべきだ。
最も美しいディスプレイを搭載しているのは、最上位モデルであるiPad Pro。タンデムOLEDテクノロジー (有機ELディスプレイ) を採用した 「Ultra Retina XDRディスプレイ」 により、どのモデルよりも綺麗な画面で作業できる。また、高い品質で色を扱うワークフローや、難しい光の条件下で作業するプロユーザー向けには 「Nano-textureガラス」 のオプションも提供されている。

さらに、iPad Proは 「Pro Motionテクノロジー」 の搭載により、最大120Hzの高リフレッシュレートでコンテンツを滑らかに描写できる。他モデルは60Hzの駆動に留っており、その差は一目瞭然だ。
個人的には 「Pro Motionテクノロジー」 は多くのユーザーが気になるポイントだと思っている。画面が見やすく、目にも優しくとても快適なので、予算に余裕があるならiPad Proを購入すると良いだろう。
最大輝度(明るさ)は、iPad Proが最大1,000ニト(SDR輝度)で、iPad Airは11インチモデルが最大500ニト、13インチモデルが最大600ニト。そしてiPad (A16)とiPad miniは最大500ニトだ。写真・映像編集などクリエイティブな作業をする機会が多い方は、iPad Proが最も適しているはず。
また、注意していただきたいのが、iPad (A16)のみフルラミネーション加工や反射防止コーティング、広色域(P3)に対応していないこと。画面の質に関しては他のモデルに比べてあまり高くないため、その点は要チェックだ。
筐体サイズ・重量

iPadシリーズは、製品ごとに本体の大きさや重量が異なる。各モデルの本体サイズは以下のとおり。
項目 | iPad Pro | iPad Air | iPad (A16) | iPad mini | ||
---|---|---|---|---|---|---|
端末デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ||
画面サイズ | 13インチ | 11インチ | 13インチ | 11インチ | 11インチ | 8.3インチ |
高さ | 281.6mm | 249.7mm | 280.6mm | 247.6mm | 248.6mm | 195.4mm |
幅 | 215.5mm | 177.5mm | 214.9mm | 178.5mm | 179.5mm | 134.8mm |
厚さ | 5.1mm | 5.3mm | 6.1mm | 6.1mm | 7.0mm | 6.3mm |
ダントツで大きいのは13インチのiPad ProとiPad Airで、大きさはおよそA4ノートよりもやや小さいくらい。11インチのiPad ProとiPad Airはそれよりも一回り小さく、B5ノートとほぼ同じくらいのサイズ感になっている。
iPad (A16)は、11インチのiPad Pro/iPad Airよりもわずかに大きいものの、そのサイズ感にほとんど違いはない。iPad miniは手のひらに収まるかちょっと溢れるくらいの大きさとなっている。

本体サイズと画面の大きさは比例関係にあるため、基本的に筐体サイズが大きいモデルは画面も大きく、視認性に優れる。ただし筐体サイズが大きくなればなるほど持ち運ぶのが大変になるため、本体の大きさ(画面サイズ)と持ち運びやすさのバランスを考える必要がある。
もし持ち運びを前提とするなら、13インチiPad Pro/13インチiPad Airはやや不向き。11インチiPad Pro/iPad Airよりも小さいデバイスを検討すると良いのではないだろうか。出張や旅行先で調べごとをする程度なら、iPad miniがもっともオススメだ。
項目 | iPad Pro | iPad Air | iPad (A16) | iPad mini | ||
---|---|---|---|---|---|---|
端末デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ||
画面サイズ | 13インチ | 11インチ | 13インチ | 11インチ | 11インチ | 8.3インチ |
重量 (Wi-Fi) | 579g | 444g | 616g | 460g | 477g | 293g |
重量 (Cellular) | 582g | 446g | 617g | 460g | 481g | 297g |
持ち運びやすさを考える上で 「重さ」 も重要なポイントになる。サイズ的に最も小さいiPad miniが最も軽く、大画面を持つ13インチのiPad Pro/iPad Airが重いのは想像に難くないが、11インチのiPad Pro/iPad AirとiPad (A16)の中で最も重いのは、実はiPad (A16)。とはいえ、その差はわずか20~30グラム程度のため、あまり気にするほどの違いではないとも言えるだろう。
iPad ProとiPad Airに関しては、どちらも11インチと13インチの2モデルが用意されているものの、同じ画面サイズで比較すると、薄型・軽量デザインを採用したiPad Proの方がiPad Airよりも軽い。「高性能=重い」 のルールは最新のiPadにおいて成り立たないことは覚えておこう。
SoC (内蔵プロセッサ) の性能

搭載SoCは、iPad ProがM4チップ、iPad AirがM3チップ、iPad (A16)がA16チップ、iPad miniはA17 Proチップ。
項目 | iPad Pro | iPad Air | iPad (A16) | iPad mini |
---|---|---|---|---|
端末デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
SoC | M4 (256GB/512GB) ・9コアCPU ・10コアGPU ・16コアNeural Engine M4 (1TB/2TB) ・10コアCPU ・10コアGPU ・16コアNeural Engine | M3 ・8コアCPU ・9コアGPU ・16コアNeural Engine | A16 ・5コアCPU ・4コアGPU ・16コアNeural Engine | A17 Pro ・6コアCPU ・5コアGPU ・16コアNeural Engine |
CPU構成 | 256GB/512GB ・高性能コア x3 ・高効率コア x6 1TB/2TB ・高性能コア x4 ・高効率コア x6 | ・高性能コア x4 ・高効率コア x4 | ・高性能 x2 ・高効率 x3 | ・高性能 x2 ・高効率 x4 |
M4チップは、第2世代の3nmテクノロジーを使って設計された新世代のSoCだ。iPad ProのUltra Retina XDRディスプレイの精度や色、輝度を実現するディスプレイエンジンを搭載しているのが特長で、CPU構成は最大10コア(3つor4つの高性能コアと6つの高効率コア)、GPU構成も10コアだ。
iPad Airには、MacBook AirやiMacなどに搭載されていたM3チップが搭載されている。CPU構成は8コア (4つの高性能コアと4つの高効率コア)、GPU構成は9コア。M4チップには及ばないものの、PC並みの処理能力を持ち、3Dゲームなどの負荷の高いアプリも快適に動作する。
CPUもGPUもどちらも最高峰のものが欲しいなら、やはりiPad Pro。わずかにグラフィック性能が劣っても十分というならiPad Airで問題ないはずだ。

iPad miniが搭載するA17 Proチップは、2023年秋に発売した 「iPhone 15 Pro/15 Pro Max」 に内蔵されたものと同じ。CPUは2つの高性能コアと4つの高効率コアによる6コア構成、GPUは5コア構成。M4/M3チップには及ばないが、Aシリーズのチップの中では比較的新しいSoCということもあり、性能はそれなりに高い。
Geekbench 6のベンチマークスコアは以下のとおり。
項目 | iPad Pro | iPad Air | iPad (A16) | iPad mini |
---|---|---|---|---|
端末デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
SoC | M4 (検証機は9コアCPU) | M3 ※発売前 | A16 ※発売前 | A17 Pro |
シングルコアスコア | 3707 | 3010程度? | 2641程度? | 2903 |
マルチコアスコア | 14418 | 8757程度? | 6668程度? | 7178 |
Metal | 53594 | 33670程度? | ??? | 25491 |
A17 ProよりもM4・M3の方が性能は高いと思われるため、性能順に並べると、iPad Pro>iPad Air>iPad mini>iPad (A16)の順になっている。

ベンチマークスコアが高ければ高いほど処理が速く、3Dゲームや画像・動画編集などの重めの作業をしたときの快適さに大きな違いが生まれてくる。
現行のラインナップでは、iPad ProやiPad Airに優秀なM4/M3チップが搭載されていることから、iPadで3Dゲームをプレイしたり、イラスト・動画の編集といったクリエイティブな作業をする予定なら、iPad ProかiPad Airを選ぶと良いだろう。
iPad (A16)とiPad miniでは、小型ながらiPad miniの方が高性能になっている。iPad (A16)に搭載されているA16チップはまだまだ現役ではあるものの、今後のOSアップデートなどで徐々に重たく感じるようになるかもしれない。もしこれが不安なようであれば、個人的にはiPad Airなどの上位プロセッサを搭載したモデルの購入をお勧めしたい。
Apple Intelligence

Appleは現在、独自のAI機能 「Apple Intelligence」 を英語環境向けに提供しており、2025年4月初旬には日本語をはじめとする他の言語への対応も予定している。
Apple Intelligenceでは、作文ツールで書いた文章をAIに校正してもらったり、文字で作りたい画像について説明するだけでそれに合った画像を生成することができたり、重要な通知を優先して表示するなどインテリジェントなAI機能を使うことができる機能だ。
項目 | iPad Pro | iPad Air | iPad (A16) | iPad mini |
---|---|---|---|---|
端末デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
Apple Intelligence | ◯ | ◯ | ー | ◯ |
Apple Intelligenceを利用するには、Mシリーズの場合はM1以上、Aシリーズの場合はA17 Pro以上の性能を持ったSoCを搭載する必要がある。つまり、現行のiPadのラインアップの中ではiPad Pro・iPad Air・iPad miniは条件を満たすものの、エントリーモデルのiPad (A16)は条件を満たさないため、Apple Intelligenceを使うことができない。
AppleのAI機能を使ってみたいと思っている人は、iPad (A16)以外の製品を選ぶようにしていただきたい。
生体認証

iPadの生体認証は、顔認証 「Face ID」 と指紋認証 「Touch ID」 の2種類のどちらかが搭載されている。Face IDを搭載しているのがiPad Proで、そのほかのモデルはいずれもTouch IDを搭載する。
項目 | iPad Pro | iPad Air | iPad (A16) | iPad mini |
---|---|---|---|---|
端末デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
生体認証 | Face ID | Touch ID | Touch ID | Touch ID |
Face IDは顔を見せるだけで画面ロックが解除されてとても便利。特にMagic Keyboard利用時にはどこかキーを押すだけですぐに認証されて作業に移行できるため、現時点では最もスマートなロック解除方法と言えるだろう。

Touch IDは指をセンサーの上に載せることで、指紋を読み取る機能。センサーはいずれのモデルもトップボタンに内蔵されている。
Touch IDの認証精度は高めで、普段は問題なく認証できる印象だが、冬場など手が乾燥しているとたまに認証できないことがあり、相性が悪い人もいるかもしれない。
カメラ性能

iPadシリーズには、写真・動画撮影用のリアカメラとビデオ通話用のインカメラの2つが搭載されている。
項目 | iPad Pro | iPad Air | iPad (A16) | iPad mini |
---|---|---|---|---|
端末デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
リアカメラ | 広角カメラ | 広角カメラ | 広角カメラ | 広角カメラ |
カメラ性能 | ・1200万画素 ・絞り値:f/1.8 ・デジタルズーム:最大5倍 | ・1200万画素 ・絞り値:f/1.8 ・デジタルズーム:最大5倍 | ・1200万画素 ・絞り値:f/1.8 ・デジタルズーム:最大5倍 | ・1200万画素 ・絞り値:f/1.8 ・デジタルズーム:最大5倍 |
レンズカバー | サファイアクリスタル製 | サファイアクリスタル製 | ー | ー |
LEDフラッシュ | アダプティブTrue Toneフラッシュ | ー | ー | True Toneフラッシュ |
ProResビデオ撮影 | ◯ | — | — | — |
オーディオズーム | ◯ | — | — | — |
ビデオ撮影時の ステレオ録音 | ◯ | — | — | — |
背面にはいずれのモデルも1,200万画素の広角カメラが搭載。iPad ProのみProResビデオ撮影やオーディオズーム、ステレオ録音に対応するなどの違いはあるものの、それ以外のモデルについてはTrue Toneフラッシュやレンズカバーの有無などの細かい違いのみで、性能的にはどのモデルもほとんど変わらない。
リアカメラの性能はiPadよりもiPhoneの方が優れていることから、写真やビデオの撮影は基本的にはiPhoneに任せてしまって、iPadのリアカメラの性能を重視する必要はあまりないだろう。
項目 | iPad Pro | iPad Air | iPad (A16) | iPad mini |
---|---|---|---|---|
端末デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
LiDARスキャナ | ◯ | ー | ー | ー |
むしろiPadのリアカメラに求められるのはARへの活用ではないだろうか。iPad Proには被写体を立体的に認識できるLiDARスキャナが搭載されており、他の3モデルには搭載されていない。LiDARスキャナがなくてもAR機能は利用できるが、より上質でリアルなAR体験ができるのはiPad Proということになる。
たとえばiPadでARを活用したアプリ開発をしたいと考えている人は、LiDARスキャナを搭載したiPad Proを選ぶべきだ。

インカメラは、すべてのモデルが1,200万画素の超広角カメラを搭載。ビデオ通話で被写体を中央に捉え続ける 「センターフレーム」 機能も全モデルがサポートする。
項目 | iPad Pro | iPad Air | iPad (A16) | iPad mini |
---|---|---|---|---|
端末デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
インカメラ | 超広角TrueDepthカメラ | 超広角カメラ | 超広角カメラ | 超広角カメラ |
カメラ性能 | ・1200万画素 ・f/2.4 ・2倍のズームアウト ・ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) | ・1200万画素 ・f/2.0 ・2倍のズームアウト ・ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) | ・1200万画素 ・f/2.4 ・2倍のズームアウト ・ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) | ・1200万画素 ・f/2.4 ・2倍のズームアウト ・ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) |
ビデオ通話 | ・センターフレーム ・ポートレートモード ・空間オーディオ ・「声を分離」 と 「ワイドスペクトル」 のマイクモード | ・センターフレーム | ・センターフレーム | ・センターフレーム |
フラッシュ (インカメラ) | True Tone搭載Retina Flash | True Tone搭載Retina Flash | Retina Flash | True Tone搭載Retina Flash |
インカメラでの ポートレート | ◯ | — | — | — |
アニ文字と ミー文字 | ◯ | — | — | — |
インカメラはiPad Proのみ 「TrueDepthカメラ」 となっていて、ポートレートモードやポートレートライティング、アニ文字やミー文字に対応する。これらの機能が必要ならiPad Pro一択にはなるが、iPadを普通に使う上で必須の機能とまでは言えないことから、リアカメラと同様、インカメラについても性能はあまり意識しなくても良いとは思う。
スピーカー数

搭載されているスピーカー数は、iPad Proが4つ。iPad Air、iPad (A16)、iPad miniはそれぞれ2つずつ。
項目 | iPad Pro | iPad Air | iPad (A16) | iPad mini |
---|---|---|---|---|
端末デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
スピーカー数 | 4 | 2 | 2 | 2 |
スピーカー性能が高いのは、4つのスピーカーを搭載するiPad Pro。4箇所に均等に配置されたスピーカーは、よりダイナミックな音表現が可能で、映画やドラマなど高い没入感の中で楽しむことができる。
iPad AirとiPad (A16)、iPad miniはいずれも2つずつ搭載するが、いずれも端末上下にひとつずつスピーカーが搭載されているので、iPadを横向きにしたときにも両側から音が聞こえてくるステレオ仕様。
音質にこだわるなら間違いなくiPad Proを選ぶべきだが、2スピーカーのスピーカーも音質は悪くない上に、外部スピーカーやイヤホンなどオーディオ機器を別途利用する場合には内蔵スピーカーにこだわる必要はないかもしれない。
対応するApple Pencil

Apple Pencilは現行4モデルがラインナップされており、それぞれのiPadでサポートするモデルが異なる。まずは以下の表を見ていただきたい。
項目 | iPad Pro | iPad Air | iPad (A16) | iPad mini |
---|---|---|---|---|
端末デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
サポートする Apple Pencil | ・Apple Pencil Pro ・Apple Pencil (USB-C) | ・Apple Pencil Pro ・Apple Pencil (USB-C) | ・Apple Pencil (USB-C) ・Apple Pencil (第1世代) | ・Apple Pencil Pro ・Apple Pencil (USB-C) |
最も古い 「Apple Pencil (第1世代)」 は、iPad (A16)のみで利用できる (接続するにはUSB-C – Apple Pencilアダプタが必要) 。圧力感知ができないものの、USB-Cやワイヤレスペアリングに対応した 「Apple Pencil (USB-C)」 はすべてのモデルで利用可能だ。

最上位モデルの 「Apple Pencil Pro」 は、最新のiPad Pro (M4)とiPad Air (M3)、iPad mini (A17 Pro) で利用可能だ。なお、「Apple Pencil (第2世代)」 は、現行ラインナップではいずれのモデルでも利用できなくなっているので注意していただきたい。
1台だけでなく複数のiPadでApple Pencilを利用したい場合は 「Apple Pencil (USB-C)」 の優れた互換性が役に立つ。ただし、圧力感知ができないなど本格的なイラスト制作などには向かない点には注意が必要だ。
iPadでのイラスト制作を考えているなら、iPad ProかiPad Airを購入して、Apple Pencil Proを使うのが現時点ではベストと言えるだろう。
コネクタの仕様

iPad (第9世代)の廃止にともない、LightningコネクタはすべてのiPadから排除されるかたちとなり、現在はすべてのモデルにUSB-Cコネクタが搭載されている。
iPad ProはThunderbolt/USB4仕様、iPad AirやiPad (A16)、iPad mini (A17 Pro)には通常のUSB-Cが搭載されている。
項目 | iPad Pro | iPad Air | iPad (A16) | iPad mini |
---|---|---|---|---|
端末デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
コネクタ形状 | USB Type-C | USB Type-C | USB Type-C | USB Type-C |
規格/リビジョン | Thunderbolt 3/USB4 | USB 3.2 Gen2 | USB 2.0 | USB 3.2 Gen2 |
転送速度 | 最大40Gbps | 最大10Gbps | 最大480Mbps | 最大10Gbps |
USB-Cコネクタが搭載されているデバイスは、いずれもUSB-Cケーブルを利用して外部ディスプレイに映像を出力したり、外付けSSDやカメラなどの周辺機器を直接繋いでデータ転送ができる。
転送速度は、iPad Proが最大40Gbps、iPad AirとiPad miniが10Gbps、iPad (A16)が480Mbpsとなる。USB 2.0規格のiPad (A16)は転送速度がだいぶ遅いことから、外部の周辺機器とのデータのやりとりをする機会がある場合は、それ以外のデバイスを選ぶべきかもしれない。
また、外部ディスプレイへの映像出力はいずれのモデルも1台まで。解像度はモデルによって異なる。具体的には、iPad ProとiPad Airが最大6K/60Hz、iPad(第10世代)とiPad miniが最大4K/60Hzで出力できる。
項目 | iPad Pro | iPad Air | iPad (A16) | iPad mini |
---|---|---|---|---|
端末デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
外部映像出力 | 最大6K/60Hz | 最大6K/60Hz | 最大4K/60Hz | 最大4K/60Hz |

また、iPad miniをのぞく現行iPadには 「Smart Connector」 が搭載されている。搭載位置はiPad Pro・iPad Airが背面、iPad (A16)が側面で、それぞれ 「Magic Keyboard」 「Magic Keyboard Folio」 など対応したキーボードが利用できる。
項目 | iPad Pro | iPad Air | iPad (A16) | iPad mini |
---|---|---|---|---|
端末デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
Smart Connector | 背面 | 背面 | 側面 | ー |
対応キーボード | iPad Pro(M4)用Magic Keyboard | iPad Air用Magic Keyboard | Magic Keyboard Folio | ー |
Wi-Fi/5G

現在販売中のiPadは、いずれのモデルもWi-Fi 6世代に対応。iPad Pro・iPad Air・iPad miniは、より上位のWi-Fi 6Eに対応する。
Wi-Fi 6Eは、Wi-Fi 6の拡張版にあたるため、基本的な仕組みは変わらないものの、2.4GHz帯/5GHz帯に加えて6GHz帯の周波数が利用できるため電波干渉や混雑などで通信速度が低下しづらいというメリットがある。
項目 | iPad Pro | iPad Air | iPad (A16) | iPad mini |
---|---|---|---|---|
端末デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6E (IEEE 802.11ax) | Wi-Fi 6E (IEEE 802.11ax) | Wi-Fi 6 (IEEE 802.11ax) | Wi-Fi 6E (IEEE 802.11ax) |
最大通信速度 | 9.6Gbps | 9.6Gbps | 9.6Gbps | 9.6Gbps |
対応周波数帯 | 2.4GHz帯/5GHz帯/6GHz帯 | 2.4GHz帯/5GHz帯/6GHz帯 | 2.4GHz帯/5GHz帯 | 2.4GHz帯/5GHz帯/6GHz帯 |
SIM | eSIM | eSIM | eSIM | eSIM |
また、セルラーモデルはキャリアの電波を受信して、モバイル通信を利用できる。現在販売中のiPadはすべてのモデルが5Gネットワーク(第5世代移動通信システム)に対応しており、対応エリア内であれば5Gによる高速/低遅延通信が利用可能だ。周波数帯はサブ6GHz帯のみ対応で、ミリ波帯(mmWave)には対応しない。
ちなみに、セルラーモデルに関してはいずれのモデルもeSIMのみの対応となっていて、物理SIMには対応しない。これまで物理SIMを使ってきた人は、eSIMへの切り替え準備を進めておこう。
バッテリー持ち

iPadシリーズは内蔵されるバッテリーの容量が異なるものの、バッテリー持ちはどのモデルも同じ。Wi-Fi環境下では最大10時間、モバイル環境下でも最大9時間使い続けることができる。
項目 | iPad Pro | iPad Air | iPad (A16) | iPad mini |
---|---|---|---|---|
端末デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
バッテリー容量 | 11インチ:31.29Wh 13インチ:38.99Wh | 11インチ:28.93Wh 13インチ:36.59Wh | 28.93Wh | 19.3Wh |
バッテリー 持続時間 | Wi-Fi通信:最大10時間 Cellular通信:最大9時間 | Wi-Fi通信:最大10時間 Cellular通信:最大9時間 | Wi-Fi通信:最大10時間 Cellular通信:最大9時間 | Wi-Fi通信:最大10時間 Cellular通信:最大9時間 |
実際に10時間使い続けられるかどうかは使い方によって異なるが、いずれにしてもバッテリー駆動時間は “どのモデルを買っても変わらない” ため、端末選びにはあまり関係しない項目となる。
カラーラインアップ
各モデルのカラーラインアップは以下のとおり。
項目 | iPad Pro | iPad Air | iPad (A16) | iPad mini |
---|---|---|---|---|
端末デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
カラー | ・シルバー ・スペースブラック | ・スペースグレイ ・ブルー ・パープル ・スターライト | ・ブルー ・ピンク ・イエロー ・シルバー | ・スターライト ・スペースグレイ ・パープル ・ブルー |

iPad Proはシルバーとスペースブラックの2色展開。iPad AirやiPad (A16)、iPad miniはカラーは異なるものの、いずれも4色展開だ。



基本的には性能や仕様から端末選びをしてもらいたいところだが、とはいえお気に入りの一台にするためにはやはりカラーは大事。お好きなカラーがあるモデルから選んでみるのも十分アリだろう。
価格
各モデルの価格は以下 (いずれも税込) 。
項目 | iPad Pro | iPad Air | iPad (A16) | iPad mini |
---|---|---|---|---|
端末デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
税込価格 | 【11インチモデル】 Wi-Fi 256GB:168,800円 512GB:204,800円 1TB:272,800円 2TB:340,800円 Wi-Fi+Cellular 256GB:204,800円 512GB:240,800円 1TB:308,800円 2TB:376,800円 【13インチモデル】 Wi-Fi 256GB:218,800円 512GB:254,800円 1TB:322,800円 2TB:390,800円 Wi-Fi+Cellular 256GB:254,800円 512GB:290,800円 1TB:358,800円 2TB:426,800円 | 【11インチモデル】 Wi-Fi 128GB:98,800円 256GB:114,800円 512GB:150,800円 1TB:186,800円 Wi-Fi+Cellular 128GB:124,800円 256GB:140,800円 512GB:176,800円 1TB:212,800円 【13インチモデル】 Wi-Fi 128GB:128,800円 256GB:144,800円 512GB:180,800円 1TB:216,800円 Wi-Fi+Cellular 128GB:154,800円 256GB:170,800円 512GB:206,800円 1TB:242,800円 | Wi-Fi 128GB:58,800円 256GB:74,800円 512GB:110,800円 Wi-Fi+Cellular 128GB:84,800円 256GB:100,800円 512GB:136,800円 | Wi-Fi 128GB:78,800円 256GB:94,800円 512GB:130,800円 Wi-Fi+Cellular 128GB:104,800円 256GB:120,800円 512GB:156,800円 |
iPad Proは11インチモデルが168,800円から、13インチモデルが218,800円から。iPad Airは11インチモデルが98,800円から、13インチモデルが128,800円から。エントリーモデルのiPad (A16)は58,800円から。iPad miniは78,800円から購入可能だ (価格はいずれも税込)。
まとめ:あなたにオススメのiPad。選び方を解説

この記事では、現行iPad全機種を性能・仕様で比較してみた。あなたの求めるiPadは見つかっただろうか。
もし各項目を読んで答えが見つけられなかったのなら、筆者がオススメするiPadを、用途別にザックリとだが提示しておきたい。
iPad Pro:クリエイティブな作業をするならコレ!
クリエイターにとって最適解とも呼べるiPad Pro。画面の質・処理能力は業界最高レベルで、あなたの能力を最大限に引き出せるはずだ。
2024年5月のアップデートで、タンデムOLEDテクノロジーを採用した 「Ultra Retina XDRディスプレイ」 を搭載したことにより、写真やビデオをより明るく表示できるようになったほか、iPadシリーズの中で唯一 「Nano-textureガラス」 のオプションが選択可能で、画面への映り込みを極力抑えて作業できる。
そして新世代のSoC 「M4」 チップを搭載したことで、ハイエンドPC並みかそれ以上の性能をタブレットで引き出し、写真や動画の編集をプロレベルでできるようになっている。いつ、いかなる場所でもクリエイティブな作業を快適にこなしたい人は、やはりiPad Proを購入すべきだろう。
iPad Air:性能とお得を両取りするならコレ!
iPad Proに近い性能でありながら、コストパフォーマンスに優れるiPad Air。11インチと13インチの2つの画面サイズが選べるため、「大きな画面が欲しいんだけどiPad Proほどの性能はいらない」 という人のニーズも満たせる。
iPad Proと同様に 「Apple Pencil Pro」 をサポートするため、大型の13インチiPad Airを購入してイラスト制作をするのもオススメ。最新チップや有機ELディスプレイを必要としないなら、お手頃価格で購入できるiPad Airとの相性が良さそうだ。
iPad (A16):安くiPadをゲットしたいならコレ!
とにかく安くiPadを購入したい人向け。エントリー向けながら、USB-Cで外部アクセサリを使ったり、ビデオ通話でセンターフレーム機能を使ったりとiPadの基本の機能はすべて利用できる。
以前まではApple Pencil (第1世代)しか使えず、充電やペアリングに変換アダプタが必要だったが、現在はApple Pencil (USB-C)が登場したおかげで、Apple Pencilもだいぶ使いやすくなった。
ただし、Apple Pencil (USB-C)は筆圧感知が利用できないため、同機能が必要な作業をする場合は他のモデルの購入をオススメする。
小さなiPadが欲しい:iPad mini
iPad miniは、言わずもがな小さな筐体が魅力の端末。手のひらで握って持つことができるくらいの大きさで持ち運びにはとても便利なため、コンパクトなiPadが欲しいならiPad miniがオススメだ。出張や帰省など荷物が多いときでも安心して持ち運べるので、新幹線や飛行機での暇潰しには最適だろう。
ただし、予算を2万円上乗せできるのであれば、M3チップを搭載した11インチiPad Airが購入できることを考えると、サイズの割に価格が少し高めと言えるかもしれない。とにかく小さなサイズのiPadが欲しいという人向けの製品だ。
以上が、iPadのザックリとした選び方だ。参考になるかどうかは分からないが、もし困ったら上記の選び方でiPadを購入してみてはどうだろうか。
以下に、すべてのモデルの比較表を掲載しておく。もっと詳しくチェックしたい方はぜひ比較表をチェックしてみていただきたい。
iPad スペック比較表
項目 | iPad Pro (M4) | iPad Air (M3) | iPad (A16) | iPad mini (A17 Pro) |
---|---|---|---|---|
端末デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
ディスプレイ | 有機EL (Ultra Retina XDR/タンデムOLED) | 液晶 (Liquid Retina) | 液晶 (Liquid Retina) | 液晶 (Liquid Retina) |
画面サイズ | ・13インチ ・11インチ | ・13インチ ・11インチ | 11インチ | 8.3インチ |
解像度 | 13インチ 2,752×2,064 (264ppi) 11インチ 2,420×1,668 (264ppi) | 13インチ 2,732 x 2,048 (264ppi) 11インチ 2,360 x 1,640 (264ppi) | 2,360 x 1,640 (264ppi) | 2,266×1,488 (326ppi) |
画面輝度 | 最大1,000ニト (ピーク輝度1,600ニト) | 11インチ 最大500ニト 13インチ 最大600ニト | 最大500ニト | 最大500ニト |
画面特徴 | ・ProMotion (10〜120Hz) ・広色域 (P3) ・フルラミネーション ・反射防止コーティング ・True Tone ・耐指紋性撥油コーティング ・Apple Pencilのホバー オプション:Nano-textureディスプレイガラス (1TB/2TBモデルのみ) | ・広色域 (P3) ・フルラミネーション ・反射防止コーティング ・True Tone ・耐指紋性撥油コーティング ・Apple Pencilのホバー | ・sRGB ・True Tone ・耐指紋性撥油コーティング | ・広色域 (P3) ・フルラミネーション ・反射防止コーティング ・True Tone ・耐指紋性撥油コーティング ・Apple Pencilのホバー |
SoC | M4 (256GB/512GB) ・9コアCPU ・10コアGPU ・16コアNeural Engine M4 (1TB/2TB) ・10コアCPU ・10コアGPU ・16コアNeural Engine | M3 ・8コアCPU ・9コアGPU ・16コアNeural Engine | A16 ・5コアCPU ・4コアGPU ・16コアNeural Engine | A17 Pro ・6コアCPU ・5コアGPU ・16コアNeural Engine |
CPU構成 | 256GB/512GB ・高性能コア x3 ・高効率コア x6 1TB/2TB ・高性能コア x4 ・高効率コア x6 | ・高性能コア x4 ・高効率コア x4 | ・高性能 x2 ・高効率 x3 | ・高性能 x2 ・高効率 x4 |
RAM | 256GB/512GB:8GB 1GB/2TB:16GB | 不明 | 不明 | 8GB |
メディアエンジン | ◯ | ◯ | — | — |
Apple Intelligence | ◯ | ◯ | — | ◯ |
リアカメラ | 広角カメラ ・1,200万画素 ・絞り値:f/1.8 ・デジタルズーム:最大5倍 | 広角カメラ ・1,200万画素 ・絞り値:f/1.8 ・デジタルズーム:最大5倍 | 広角カメラ ・1,200万画素 ・絞り値:f/1.8 ・デジタルズーム:最大5倍 | 広角カメラ ・1,200万画素 ・絞り値:f/1.8 ・デジタルズーム:最大5倍 |
レンズカバー (リアカメラ) | サファイアクリスタル | サファイアクリスタル | — | — |
フラッシュ (リアカメラ) | アダプティブTrue Toneフラッシュ | — | — | True Toneフラッシュ |
ビデオ撮影 (リアカメラ) | ・4K@最大60fps ・1080p@最大60fps ・ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) ・最大3倍のデジタルズーム ・1080pスローモーション(最大240fps) ・手ぶれ補正ありのタイムラプスビデオ | ・4K@最大60fps ・1080p@最大60fps ・ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) ・3倍ビデオズーム ・1080pスローモーション(最大240fps) ・手ぶれ補正ありのタイムラプスビデオ | ・4K@最大60fps ・1080p@最大60fps ・ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) ・3倍ビデオズーム ・1080pスローモーション(最大240fps) ・手ぶれ補正ありのタイムラプスビデオ | ・4K@最大60fps ・1080p@最大60fps ・ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) ・3倍ビデオズーム ・1080pスローモーション(最大240fps) ・手ぶれ補正ありのタイムラプスビデオ |
ProResビデオ撮影 | ◯ | — | — | — |
オーディオズーム | ◯ | — | — | — |
ビデオ撮影時の ステレオ録音 | ◯ | — | — | — |
インカメラ | 超広角TrueDepthカメラ ・12MP ・f/2.4 ・2倍のズームアウト ・ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) | 超広角カメラ ・12MP ・f/2.0 ・2倍のズームアウト ・ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) | 超広角カメラ ・12MP ・f/2.4 ・2倍のズームアウト ・ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) | 超広角カメラ ・12MP ・f/2.4 ・2倍のズームアウト ・ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) |
ビデオ通話 | ・センターフレーム ・ポートレートモード ・空間オーディオ ・「声を分離」 と 「ワイドスペクトル」 のマイクモード | ・センターフレーム | ・センターフレーム | ・センターフレーム |
フラッシュ (インカメラ) | True Tone搭載 Retina Flash | True Tone搭載 Retina Flash | Retina Flash | True Tone搭載 Retina Flash |
インカメラでの ポートレート | ◯ | — | — | — |
アニ文字と ミー文字 | ◯ | — | — | — |
生体認証 | Face ID | Touch ID | Touch ID | Touch ID |
センサー | ・LiDARスキャナ ・3軸ジャイロ ・加速度センサー ・気圧計 ・環境光センサー | ・3軸ジャイロ ・加速度センサー ・気圧計 ・環境光センサー | ・3軸ジャイロ ・加速度センサー ・気圧計 ・環境光センサー | ・3軸ジャイロ ・加速度センサー ・気圧計 ・環境光センサー |
スピーカー数 | 4 | 2 | 2 | 2 |
マイク数 | 4 | 2 | 2 | 2 |
Wi-Fi | ・Wi-Fi 6E (802.11ax / 2×2 MIMO対応) ・同時デュアルバンド | ・Wi-Fi 6E (802.11ax / 2×2 MIMO対応) ・同時デュアルバンド | ・Wi-Fi 6 (802.11ax / 2×2 MIMO対応) ・同時デュアルバンド | ・Wi-Fi 6E (802.11ax / 2×2 MIMO対応) ・同時デュアルバンド |
セルラー通信 (セルラーモデルのみ) | ・4×4 MIMO対応5G (sub-6 GHz) ・4×4 MIMO対応ギガビットLTE | ・4×4 MIMO対応5G (sub-6 GHz) ・4×4 MIMO対応ギガビットLTE | ・4×4 MIMO対応5G (sub-6 GHz) ・4×4 MIMO対応ギガビットLTE | ・4×4 MIMO対応5G (sub-6 GHz) ・4×4 MIMO対応ギガビットLTE |
SIM | eSIM | eSIM | eSIM | eSIM |
Bluetooth | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 |
バッテリー容量 | 11インチ:31.29Wh 13インチ:38.99Wh | 11インチ:28.93Wh 13インチ:36.59Wh | 28.93Wh | 19.3Wh |
バッテリー 持続時間 | Wi-Fi通信:最大10時間 Cellular通信:最大9時間 | Wi-Fi通信:最大10時間 Cellular通信:最大9時間 | Wi-Fi通信:最大10時間 Cellular通信:最大9時間 | Wi-Fi通信:最大10時間Cellular通信:最大9時間 |
本体サイズ | 11インチ 281.6×215.5×5.1mm 13インチ 249.7×177.5×5.3mm | 11インチ 247.6×178.5×6.1mm 13インチ 280.6×214.9×6.1mm | 248.6×179.5×7mm | 195.4×134.8×6.3mm |
重量 | 11インチ Wi-Fi:444g セルラー:446g 13インチ Wi-Fi:579g セルラー:582g | 11インチ Wi-Fi:460g セルラー:460g 13インチ Wi-Fi:616g セルラー:617g | Wi-Fi:477g セルラー:481g | Wi-Fi:293g セルラー:297g |
サポートするApple Pencil | ・Apple Pencil Pro ・Apple Pencil (USB-C) | ・Apple Pencil Pro ・Apple Pencil (USB-C) | ・Apple Pencil (USB-C) ・Apple Pencil (第1世代) | ・Apple Pencil Pro ・Apple Pencil (USB-C) |
コネクタ | Thunderbolt / USB4 (最大40Gbps) | USB-C (最大10Gbps) | USB-C (最大480Mbps) | USB-C (最大10Gbps) |
外部映像出力 | 最大6K/60Hz | 最大6K/60Hz | 最大4K/60Hz | 最大4K/60Hz |
Smart Connector | 背面 | 背面 | 側面 | — |
対応キーボード | iPad Pro(M4)用 Magic Keyboard | iPad Air用 Magic Keyboard | Magic Keyboard Folio | — |
カラー | ・シルバー ・スペースブラック | ・スペースグレイ ・ブルー ・パープル ・スターライト | ・ブルー ・ピンク ・イエロー ・シルバー | ・スターライト ・スペースグレイ ・パープル ・ブルー |
税込価格 | 【11インチモデル】 Wi-Fi 256GB:168,800円 512GB:204,800円 1TB:272,800円 2TB:340,800円 Wi-Fi+Cellular 256GB:204,800円 512GB:240,800円 1TB:308,800円 2TB:376,800円 【13インチモデル】 Wi-Fi 256GB:218,800円 512GB:254,800円 1TB:322,800円 2TB:390,800円 Wi-Fi+Cellular 256GB:254,800円 512GB:290,800円 1TB:358,800円 2TB:426,800円 | 【11インチモデル】 Wi-Fi 128GB:98,800円 256GB:114,800円 512GB:150,800円 1TB:186,800円 Wi-Fi+Cellular 128GB:124,800円 256GB:140,800円 512GB:176,800円 1TB:212,800円 【13インチモデル】 Wi-Fi 128GB:128,800円 256GB:144,800円 512GB:180,800円 1TB:216,800円 Wi-Fi+Cellular 128GB:154,800円 256GB:170,800円 512GB:206,800円 1TB:242,800円 | Wi-Fi 128GB:58,800円 256GB:74,800円 512GB:110,800円 Wi-Fi+Cellular 128GB:84,800円 256GB:100,800円 512GB:136,800円 | Wi-Fi 128GB:78,800円 256GB:94,800円 512GB:130,800円 Wi-Fi+Cellular 128GB:104,800円 256GB:120,800円 512GB:156,800円 |
(画像:Apple)