iOS・iPadOS版 「Google Chrome」 において、プライバシーに関する機能の実装が計画されていることがわかった。現地時間11日、9to5Googleは、Google Chromeのベータ版で “シークレットモードのロック機能” がテストされていると報じた。
シークレットモードをロックして生体認証で解除可能に
9to5Googleによると、最新の 「Chrome」 開発者向けベータ版で、シークレットタブをロックする機能がテストされているという。
同機能はシークレットモードで閲覧しているWebページを他人に見られないようにするためのもの。設定から 「プライバシー」 > 「シークレットタブをロック」 で有効にでき、有効にするとシークレットモードで開いているタブがぼやけて見えない状態になり、再び見るためには生体認証機能 (FaceIDやTouch ID) を利用して本人確認をする必要があるという。
この機能が追加されれば見られたくないページ (タブ) を他人に見られてしまう心配がなくなり、一時的に友人や家族にデバイスを貸す際に安心できるはずだ。
現在、この機能は開発者向けに提供されているベータ版の中でも一部ユーザーのみが利用可能であるとのこと。すでに似た機能がGoogleアプリなどに実装されていることから、特に不具合などがなければ今後のアップデートで正式に配信されることになりそうだ。
関連記事
・iPhone 12 Pro レビュー | 5G対応のカックカク新型iPhone。その魅力とイマイチなところ。MagSafeも試してみた
・iPhone 12 mini レビュー | 片手で使えるコンパクトさが特徴のミニモデル。その魅力とは?