
Appleは8月14日(米国時間)、iPhoneとApple Watch向けに最新アップデート「iOS 18.6.1」「watchOS 11.6.1」の配信を開始した。
今回のアップデートは、米国内で販売されたApple Watch Series 9、Series 10、Apple Watch Ultra 2の一部モデル向けに、「再設計された血中酸素」機能を提供するものとなっている。
米国では、Appleと医療機器メーカーのMasimoが、Apple Watchの血中酸素測定機能に関する特許を巡って争っており、米国向けに販売されたApple Watchで血中酸素の測定ができない状況が続いていたが、今回のアップデートによって約1年半ぶりに米国ユーザーも血中酸素の測定ができるようになる。
なお、計測の流れは従来と異なっており、ユーザーはApple WatchのBlood Oxygenアプリ(血中酸素アプリ)から計測を開始し、センサーがデータを取得。その後の測定値計算はペアリングされたiPhone側で実行され、結果は「ヘルスケア」アプリの「呼吸」カテゴリに表示される。バックグラウンド計測にも対応し、Apple Watchが収集したデータを自動的にiPhoneへ送信して解析するという流れになるようだ。
「iOS 18.6.1」「watchOS 11.6.1」のリリースノートは以下。
このアップデートには、Apple Watch Series 9、Series 10、およびApple Watch Ultra 2をお持ちの米国のユーザを対象とした新しい血中酸素ウェルネスの体験が含まれます。測定値はiPhone上で計算され、ヘルスケアアプリで表示されます。
Appleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、以下をご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/100100
このアップデートには、Apple Watch Series 9、Series 10、およびApple Watch Ultra 2をお持ちの米国のユーザを対象とした新しい血中酸素ウェルネスの体験が含まれます。測定値はiPhone上で計算され、ヘルスケアアプリで表示されます。
Appleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/ja-jp/100100