現地時間6月24日、Appleは開発者向けに 「iOS 15 beta 2」 と 「iPadOS beta 2」 の配信を開始した。これらのベータ版での変更点について、米メディア9to5Macや開発者が詳細について共有している。
マップアプリのアイコンが変更
マップアプリのアイコンが新しいものに置き換えられている。
Maps for watchOS app icon update in iOS 15 beta 2. pic.twitter.com/gJbpFD1gmm
— Steve Moser (@SteveMoser) June 25, 2021
また、beta 2では運転ルートをマップで表示する際にアニメーションで表示するように変更されていることが確認されている。
New: in iOS 15 beta 2 driving directions are animated in Maps. pic.twitter.com/CXY1hEyxgy
— Sam Gross (@SamTheGeek) June 24, 2021
ミー文字の服装がカスタマイズ可能に
今月初めにAppleが言及していたミー文字の服装のカスタマイズがbeta 2で利用できるように。
SharePlayが利用可能に
複数人のユーザーで同時に動画を視聴したり、音楽を楽しめる 「SharePlay」 機能が利用できるようになった。
Safariのアドレスバーに更新ボタンが復活
beta 1の時点でなくなってしまっていたSafariの更新ボタンが復活。ただし、マウスやトラックパッドを使ってツールバーにカーソルを合わせたときにしか表示されない。
They also added a refresh button to the Safari toolbar (on iPadOS), but the downside is it’s only available if you hover over that right side area with the cursor. pic.twitter.com/YMsUvdHkzj
— Owen Donckers (@odonckers) June 24, 2021
クイックメモにより簡単にアクセスできるように (iPadOS)
クイックメモが右下からのスワイプで起動可能になった。
As of iPadOS 15b2, you can now use your finger to swipe from the bottom right corner to trigger Quick Note. Still can’t switch which side is which, but maybe in a future update. (I filed FB9187398 for any interested parties.) https://t.co/DmlBRvKXxn
— Dan Moren (@dmoren) June 24, 2021
「iOS 15」 「iPadOS 15」 がサポートする端末は 「iOS 14」 「iPadOS 14」 がサポートしていた端末と同じ。
具体的には 「iOS 15」 はiPhone 6s・iPhone SE (第1世代) 以降とiPad touch (第7世代) をサポート、「iPadOS 15」 はiPad Air 2・iPad mini 4・iPad (第5世代) 以降と全iPad Proをサポートすることになる。表にまとめると以下のとおりだ。
iPhone | iPad | iPod touch |
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