「iOS 13」 の普及率がいよいよ70%を超えたことがわかった。また、過去4年で発売したモデルに限定すると77%のiPhoneに 「iOS 13」 がインストールされているという。Appleが28日、開発者向けに各iOSのバージョン別普及データを報告した。
iOS 13の普及率が70%超えに
Appleの発表によると、iPhoneを使うユーザーの7割以上はiOS 13をインストールし利用しているという。
まず過去4年間に発売したiPhoneのみに絞ったときのデータ。これは最もAppleが重視している指標だが、報告からiOS 13が77%、iOS 12が17%、iOS 11以前は6%であることがわかった。また、過去に発売したすべてのiPhoneを対象にしたときのデータでは、iOS 13が70%、iOS 12が23%、iOS 11以前は7%であるとのことだ。
「iOS 13」 の普及については昨年10月にAppleは情報を公開しており、50%以上のデバイスに iOS 13がインストールされていることを発表していた。不具合が多いと指摘されたiOS 13だが、度重なるアップデートによって不具合が解消された結果なのかインストール率はそれなりに順調のようだ。ちなみに参考情報として前バージョンのiOS 12の2018年1月時点の普及率は78%だった。
また、AppleはiOS 13の普及データに加えてiPadOS 13の普及データについても公開している。
公開されたデータによると、過去4年間に発売したiPadのうち、79%がiPadOSをインストールしているとのこと。それ以前のiOS 12は19%、iOS 11よりも前のOSについては全体の2%となっている。また、過去発売したすべてのデバイスを対象にしたときのデータとして、「iPadOS」 は57%、「iOS 12」 は27%、「iOS 11」 以前は16%となっているとのことだ。
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