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iOS 13.1、認定メーカー製品以外の高速ワイヤレス充電を制限か

先日配信が開始された 「iOS 13.1」 は、iPhoneの高速ワイヤレス充電機能を一部制限している可能性があることがわかった。

ChargerLABは、iOS 13.1をインストールしたiPhoneは、一部のワイヤレス充電機においてワイヤレス充電の速度が低下したことを発見した。同メディアが実際に計測したところ、7.5Wの高速ワイヤレス充電よりも充電速度の遅い5Wのワイヤレス充電しか利用できなくなっていたことが判明している。

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認定メーカー以外のワイヤレス充電機で7.5W充電が利用不可能に

ChargerLABによると、この充電スピードの低下はAppleが同社公式サイトで販売しているワイヤレス充電機以外のデバイスでみられたという。

具体的にはBelkin、mophie、Native Union、Anker、Logicoolのワイヤレス充電機以外が該当するとのこと。上記のメーカー以外の製品は高速ワイヤレス充電が利用できない状態であるとのことだ。

もともと7.5Wの高速ワイヤレス充電機能は、Appleが独自で採用している規格。AppleはBelkinなど一部のメーカーに対してこの機能を開放していたが、そのあと多くのメーカーが同機能の解析を行い、独自で7.5Wに対応したワイヤレス充電機を開発・販売してきた。

ただし規格的にはおそらく完璧に対応できているわけではないことから、Appleはこういったサードパーティが独自開発した “機能” を制限したのかもしれない。そのための仕組みが 「iOS 13.1」 に含まれていた可能性がある。

とはいえ、この措置は少なくともユーザーの利便性を損なう行為にあたる。すでに多くのメーカーから7.5Wの高速ワイヤレス充電機に対応した製品が登場しており、実際に利用しているユーザーも多い。それにも関わらず、「iOS 13.1」 をインストールすることで、知らないうちに同機能を利用できなくなっていたとしたらユーザーからは不満が出てきてもおかしくない。いまはまだ一部のユーザーでのみ話題になっている状態だが、あまりに事態が大きくなった場合、訴訟に発展する可能性もあるかもしれない。

そういう意味ではあくまで不具合である可能性も考慮しておくべきなのかもしれないが、少なくともいまApple公式サイトで販売されているワイヤレス充電機以外を購入することだけは避けたほうが良いだろう。

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