2018年1月4日に開発者向けにリリースされた、iOS 11の最新ベータ版「iOS 11.2.5 beta 3」で、iPhoneやiPadのカメラのシャッター音が消音化できるようになっていることが確認されている。
もし、この仕様が何らかの不具合ではない場合、今後数週間以内にリリースされる「iOS 11.2.5」をインストールすることで、シャッター音を鳴らすことなく写真撮影ができるようになるはずだ。
「iOS 11.2.5」ではカメラのシャッター音が消すことが可能?
これまで、日本で販売されているiPhoneやiPadは、マナーモードや本体の音量に影響されることなく、写真撮影時にはシャッター音が鳴る仕様だった。しかし、「iOS 11.2.5 beta 3」では、本体音量を最大まで下げた(消音にする)状態で写真撮影を行うとシャッターが鳴らない仕様になっている。
実際に、同ベータ版を利用している筆者の環境で確認したところ、確かにシャッター音が鳴らなくなっている。「iOS 11.2.5 beta 3」はあくまでベータ版なので、これが不具合なのか、それとも正式な仕様なのかは不明。今後のベータ版で修正される可能性も十分にある。
ただし、iOSは過去にもスクリーンショット時の音を消音化できるようにした過去があるため、今後正式にカメラのシャッター音を消せるようにする予定なのかもしれない。
ちなみに、日本で販売されているスマートフォンは、カメラのシャッター音が消せない構造になっていることが多い。これは盗撮を防ぐための業界側の自主規制で、法律的な規制ではない。世界的にはシャッター音がなるかどうかを選ぶことができるケースが多く、今後シャッター音が消せるようになることで、議論が起こる可能性もある。
[ via 携帯総合研究所 ]