Apple、スマホ依存症から子どもを守る新機能をiOSに実装へ ペアレンタルコントロール機能の改善も

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近年、スマートフォンに費やす時間が1日の大部分を占め、スマートフォンがなければ不安になったり、パニックに陥ったりする「スマホ依存症」の若者が増えている。

Appleはこの依存症から子どもを守るため、新しい取り組みを行なっているようだ。WSJなどのメディアを通じて、iOSに子どもを守るための新機能を実装し、既存の保護機能を強化する方針であることを発表している。

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若者をスマホ依存症から守るため、iOSに新機能を搭載

今月7日、Appleは若者の間で広がっている「スマホ依存症」がいかに危険であるかを指摘する手紙を株主から受け取っており、この手紙でペアレンタルコントロール機能の改善を求められていた。今回の発表は、この手紙の内容に答える形で行われている。

声明文の中で、Appleは「Appleの製品がどのように使用され、ユーザーとその周囲の人々にどのような影響を及ぼすのか深く考えている。私たちはこの責任を深く受け止め、特に子どもたちを守ることに関しては、お客様が期待している以上に応えることを約束する」と宣言。

Appleはデバイスを改善する方法を常に模索しており、ペアレンタルコントロール機能の他に、新たな機能をiOS向けに提供することを計画している。また、既存のペアレンタルコントロール機能の改善に取り組んでいることも明らかにされている。

今回の発表には、今後どのような変更が行われるのかについての具体的な内容は含まれていなかったものの、恐らくはデバイスの使用時間などを制限する機能が提供されるのではないかと9to5Macは指摘している。

ちなみに、同じような取り組みは任天堂も行なっており、同社の最新ゲームハード「ニンテンドースイッチ」には、アプリを通じて保護者が子どものゲームプレイ時間を制限できる機能が搭載されている。

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