10月に入り夜の気温もだいぶ下がってきた。東京の夜の気温も、平均で20℃ぐらいとイモリには快適な気温になってきた。
食欲も湧いてきたイモリたちはエサをあげると今までにないほど暴飲(?)暴食を繰り返す。食欲の秋はイモリも同じなのだろうか。
ただ少し気がかりなことがある。前号でも書いたのだが、キメラ(シリケンイモリとアカハライモリのハイブリッド個体)がなかなか人工エサを食べてくれないことだ。
イモリを人工エサに餌付かせる良い方法とは?
数日に1回、キメラの人工エサ訓練を行っているが、なかなか食べに行ってくれない。人工エサの匂いは非常に気になっているようで、じわじわと寄っては行くのだが、いつも鼻先でつついて終わり。やはり動いているものでないと興味がわかないのだろうか・・・。活餌ならガンガン食べるのに・・・。
困ったときはGoogle先生に聞いてみよう!
「イモリ 人工エサ」でググると色々な方法が出てくる。どれも効果はありそうなのだが、あちこちのサイトでよく見る方法が「しばらくエサをあげずに放置すること」。
イモリはお腹が減ってどうしようもなくなったとき、口に入るものであれば何でも食べてしまうのだそう。その習性を利用して人工エサを一度食べさせるらしい。一度食べてしまえば味を覚えるので、次からは積極的に食べに行くのだとか・・・。
最初はその方法を見つけた時に、さすがに可哀想ではないかと思ったが、実はイモリは一ヶ月程度なら絶食しても大丈夫とのこと。あんな見た目をしておきながら、飢えには相当強いのだそうだ。
・・・本当に?
というわけで、若干心配ではあるが、来週までキメラは絶食させることにする。腹減ったらさすがに何か食べたくなるだろ・・・。これできちんと人工エサに餌付いてくれれば良いのだが・・・。
ちなみに、今週のイズー(アカハライモリ)はというと・・・
最近壁を登ったり、流木に登ったりと高いところがお気に入りのイズーさん。降りる時にぼてっと落ちるのでちょっと危なっかしいのだが、本人は全く気にしていない様子。安全第一でお願いしますよ・・・。