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iFixit、AirPods Proの分解レポートを公開 AirPods(第2世代)と同様に修理スコアは0点

10月30日に発売したAppleの新型完全ワイヤレスイヤホン 「AirPods Pro」 の内部構造が早速明らかにされている。

31日、数々のApple製品を分解してきたiFixitは 「AirPods Pro」 の分解レポート公開した。

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ボタン型のリチウムイオン電池が採用

AirPods Proは、新デザインが採用され、新たにアクティブノイズキャンセリング機能が備わった完全ワイヤレスイヤホン。これまで販売されてきた 「AirPods」 の上位モデルに値するイヤホンだ。

iFixitが分解したところ、AirPods Proの内部にはAirPods(第2世代)に搭載されていた縦長のバッテリーではなく、ボタン型のリチウムイオン電池が搭載されていることが判明したという。

このボタン型電池はSamsungのGalaxy Budsに使われているものと似ているものの、Galaxy Budsの電池よりはわずかに小さいとのこと。型番は 「CP1154」 と書かれていることが確認できる。

このボタン型電池は交換可能ではあるものの、電池自体がはんだ付けされたケーブルにつながっているため、基本的にユーザー自身で交換することはできなくなっている模様。もしバッテリーがヘタってきたら、Appleサポートに連絡して片耳5,400円(税別)で交換してもらうしかなさそうだ。

iFixitは、今回の分解レポートの中でAirPods Proの修理のしやすさを示すリペアスコアを掲出しているが、先代のAirPods (第2世代) と同じ0点をつけている。自力での修理は実質的に不可能と考えて良さそうだ。

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