HTC、「Vive Pro HMD(アップグレードキット)」4月6日発売 既存「Vive」も値下げを実施

3月19日、HTC NIPPONは新型ヘッドマウントディスプレイ「Vive Pro HMD(アップグレードキット)」を国内で2018年4月6日に発売することを正式発表した。

同製品は、現行の「Vive」をすでに所有している人が「Vive Pro」にアップグレードするためのキットとなっており、価格は9万4000円(税別)。オンラインストアでは同日の午前10時、各取扱店舗では開店と同時に販売が開始される。

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「Vive Pro HMD(アップグレードキット)」4月6日発売

「Vive Pro」は、今年1月に発表された新型HMD。解像度が2,880×1,600ドットに向上し、新たにハイレゾ対応のヘッドホンが内蔵されるなど、従来モデルから格段に進化を遂げている。

同HMDは四方5mのトラッキングができる「SteamVR Tracking 1.0」に加えて、四方10mのトラッキングが可能な「SteamVR Tracking 2.0」の両方をサポート。ルームトラッキング用のベースステーションは4個まで利用することが可能だ。

今回発売が決定したのは「アップグレードキット」ということで、現行モデルの「Vive」のヘッドセット部分だけを取り替え、コントローラーやベースステーションは従来モデルのものをそのまま使う形になる。

このアップグレードキットを6月3日までに購入することで、「Viveport」の有料サービスの6ヶ月分の利用権(3日以降は2ヶ月分)がもらえるとのことだ。

また、今回の「Vive Pro HMD(アップグレードキット)」の発売発表に合わせて、HTC NIPPONは既存の「VIVE(コンシューマーエディション)」を3月19日22時から値下げすることを発表している。従来は7万7880円だったのが、今後は6万4250円(いずれも税別)で販売されることになる。値下げ額は1万3630円。

そして同時に、トラッキングデバイス「Vive Tracker」の新型モデルを国内で発売するとのこと。同デバイスは「Steam VR Tracking 2.0」に対応した製品で、2018年3月23日に発売する予定。価格は1万1574円(税別)となり、すでにAmazonで予約受付が開始されている。

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