日本HPは10月4日、都内で報道関係者向け新製品発表会を開催。次世代のAI PCとして、インテルCore Ultraプロセッサー (シリーズ2) を搭載した 「HP OmniBook Ultra Flip 14 AI PC」 を発表した。
本日10月4日から受注を開始しており、10月下旬以降の出荷を予定している。
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インテルCore Ultraプロセッサー (シリーズ2) を搭載した 「HP OmniBook Ultra Flip 14 AI PC」 が登場
「HP OmniBook Ultra Flip 14 AI PC」 は、フリーランサーやクリエイター向けに設計された、HP初のコンバーチブル型AI PC。薄型デザインで360度で開閉するフォームファクターを採用するため、一般的なラップトップPCとしての使い方だけでなく、スケッチやデザイン、編集作業などさまざまなクリエイティブな作業をこの1台でシームレスにこなすことが可能。
ディスプレイは、14.0インチの2.8K有機ELディスプレイを採用。解像度は2880×1800、アスペクト比は16:10、画面輝度は400ニト、DCI-P3 100%の広色域をサポートする。手書き(インク機能) やハプティックタッチパッドを搭載。
搭載するSoCは、「インテルCore Ultraプロセッサー (シリーズ2)」 。先月頭に発表されたばかりの次世代型ノートPC用SoCだ。AMDのRyzen AI 300シリーズ、QualcommのSnapdragon Xに比べて低消費電力性に優れながらも、グラフィック性能が高いことをインテルはアピールしている。
メモリ容量は16GB/32GB。ストレージは1TB/2TBのM.2 SSDを採用する。
内蔵カメラは900万画素、オーディオはPoly Studioのクアッド仕様なのでエンタメコンテンツの視聴や、WEB会議にも最適としている。そのほか搭載インターフェースは、Thunderbolt 4に対応したUSB Type-Cが2基、10Gbpsのデータ転送に対応したUSB Type-Cが1基搭載されている。ネットワークはWi-Fi 7をサポート。
本体サイズは横幅313mm x 奥行216mm x 厚み14.9mm。重量は1.34kg。バッテリー駆動時間はビデオ再生で20時間。急速充電にも対応しており、30分で50%までバッテリーを回復させられる。
なお、本製品は個人向けPCとしては初めて、保護機能 「HP Wolf Security」 を搭載する。独自のセキュリティチップおよび自己修復PCコアによって、PC内データのプライバシーを担保しながら、AIを悪用したサイバー攻撃からデータを保護することが可能だ。
そして、今回の新製品発表会では、今年5月に発表した 「HP OmniBook X 14 AI PC」 に対して 「Qualcomm Snapdragon X Plus (8コア)」 搭載モデルを追加することや、7月に発表した 「HP OmniBook Ultra 14 AI PC」 なども含めて、今後ラインアップを拡充していくことにも言及している。
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(画像提供:日本HP)