優れた音質を持つHomePodが、Apple TVのホームシアタースピーカーとして活用できるようになりそうだ。
The LoopのJim Dalrymple氏や米メディアMacRumorsによると、今後HomePodにはApple TVと連携してホームシアター環境を構築する機能が実装予定であるとのこと。
HomePodとApple TV 4Kとの連携で空間オーディオに対応したホームシアター環境が構築可能に
MacRumorsによれば、同機能はHomePodの最新のベータ版ソフトウェアから発見されたという。Apple TVのデフォルトのホームシアタースピーカーとしてHomePodが設定できるようになるというものだ。
Jim Dalrymple氏からの情報では、4K出力に対応したApple TV 4Kと1台もしくは2台のHomePodを連携することで、5.1サラウンドや7.1サラウンド、Dolby Atmosなどの空間オーディオに対応した没入感のあるホームシアター環境を構築できるという。
ただし、空間オーディオに対応できるのはHomePodのみとなっていて、HomePod miniでは利用できないとのこと。もしApple TV 4Kで映画を楽しむ機会が多いなら、少し予算は高くなるがHomePod miniではなくHomePodを購入することをオススメする。
ちなみに、HomePod miniに関してはHomePodとのステレオペアリングは利用できないことが判明している。ステレオペアリングを利用したい場合はHomePod同士、もしくはHomePod mini同士で組み合わせる必要がある点に注意だ。
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