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Pixel Watchが正式発表。価格は39,800円から、10月13日に発売

10月6日、Googleは新製品発表会 「Made by Google」 を開催し、「Pixel Watch」 の詳細を発表した。

「Pixel Watch」 は、今年5月に実施された開発者向けイベント 「Google I/O 2022」 で発表されたGoogle初のスマートウォッチ。Googleはこれまでもスマートウォッチ向けOSなどを手がけていたが、自社開発によるハードウェアは本製品が初となる。

「Pixel Watch」 は、Apple WatchやFitbit Senseのような四角タイプではなく、丸型のデザインを採用したスマートウォッチ。直径は41mmで、高さは12.3mm。重量はケースのみで36gで、筐体の80%にはリサイクルステンレスが使用されている。

ディスプレイは320ppiのAMOLEDが採用されており、画面輝度は最大1,000ニトで、常時表示にも対応している。また、4G LTEモデルはセルラー通信にも対応しており、スマートフォンがなくとも単独通信が可能 (KDDIとソフトバンクが対応する模様)。

内蔵プロセッサは、Exynos 9110 SoCとCortex M33コプロセッサの組み合わせとなり、RAMは2GB (SDRAM)、ストレージは32GBのeMMCフラッシュを採用する。

ケース側面にはtactileという触覚式のリューズボタンが設けられており、ここを押すことで操作することが可能だ。

OSには 「WearOS 3.5」 を搭載。GoogleマップやGoogle アシスタント、YouTube MusicなどのGoogleのサービスが利用できるのはもちろん、FelicaやNFCにも対応しており、Suicaでの決済も可能。今冬からアップデートで転倒検出 (最大32重力加速度) にも対応する。

また、Fitbitの健康&フィットネス機能にも対応しており、心拍数測定や夜間の睡眠トラッキングなども利用できる。「Pixel Watch」 を購入したユーザーは、Fitbitのプレミアム測定機能 「Fitbit Premium」 を最大6ヶ月無料で利用できるとのことだ。

内蔵するバッテリーは294mAhの充電式リチウムイオン電池で、最大で24時間駆動が可能。急速充電に対応しており、約30分で最大50%、約55分で最大80%、約80分で100%まで充電できる。充電はUSB-C 磁気充電ケーブルを使用する。

ケースは、Champagne Gold、Matte Black、Polished Silverの全3種類。製品にはアクティブ バンドが付属するものの、ストレッチ バンドやウーブンバンド、クラフトレザーバンドなど20種類以上のバンドを追加で購入することで、自身のオリジナルのスマートウォッチを作ることができる。

ケースとバンドの組み合わせは、Champagne Gold ケース / Hazel アクティブ バンド、Matte Black ケース / Obsidian アクティブ バンド、Polished Silver ケース / Chalk アクティブ バンド、Polished Silver ケース / Charcoal アクティブ バンドの全4種類。それぞれ発売は10月13日を予定している。

米国での販売価格はBluetooth / Wi-Fiモデルが349ドル、4G LTEモデルが399ドル。日本ではBluetooth / Wi-Fiモデルが39,800円、4G LTEモデルが47,800円 (いずれも税込) 。

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(画像:Google)