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Google「Pixel 11」シリーズ発表。カメラバーを40%薄型化、Proは「HiLight」で着信を光で通知

Googleは8月12日、新型スマートフォン「Pixel 11」シリーズを発表した。ラインアップは「Pixel 11」「Pixel 11 Pro」「Pixel 11 Pro XL」「Pixel 11 Pro Fold」の4モデル。本稿では、このうちバータイプの「Pixel 11」「Pixel 11 Pro」「Pixel 11 Pro XL」を取り上げる。

発売日はいずれも8月20日。Google Storeでの価格は「Pixel 11」が13万6800円から、「Pixel 11 Pro」が17万4800円から、「Pixel 11 Pro XL」が20万7800円から。国内ではGoogle Storeに加え、NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー、ソフトバンク、楽天モバイルからも発売する。

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Pixel 11はカメラバーを40%薄型化

今回発表された「Pixel 11」シリーズは、昨年発売した「Pixel 10」シリーズの後継フラグシップモデルとなっている。そのうち「Pixel 11」は、6.3インチのActua OLEDディスプレイを搭載するスタンダードモデル。解像度は1080×2424ドット、リフレッシュレートは60~120Hzで、ピーク輝度は3000ニトに達する。

背面には従来モデルから続くカメラバーを採用する一方、その厚みを「Pixel 10」から約40%削減した。さらにカメラバー全体をガラスで覆うデザインに変更。専用ケースを装着した場合には、カメラ部分の出っ張りがほとんど目立たない仕上がりとしている。

カメラは4800万画素の広角、1300万画素の超広角、1080万画素の5倍望遠という3眼構成。広角カメラは新しい大型センサーを採用し、光感度を56%向上させた。望遠カメラは光学5倍に加え、最大30倍の超解像ズームに対応する。前面には1050万画素の自撮りカメラを搭載し、オートフォーカスに対応。画角は95度となる。

プロセッサーには「Tensor G6」を採用し、12GBのメモリを搭載。ストレージは256GBと512GBを用意する。Tensor G6はTPU性能が従来比50%向上し、メモリ帯域幅も2倍に拡大。Webブラウジングは25%、アプリの読み込みは15%高速化し、電力効率も最大20%向上したという。

バッテリー駆動時間は30時間以上。有線充電は30分で55%まで充電できる。ワイヤレス充電はQi2.2に対応し、最大25Wで充電可能。前モデルから充電速度を25%向上させた。

本体サイズは152.8×72.0×8.6mm、重量は197g。カラーはFrost、Hibiscus、Pistachio、Obsidianの4色。価格は256GBモデルが13万6800円、512GBモデルが15万6800円。

Pixel 11 Proは「HiLight」とカメラを強化

「Pixel 11 Pro」は、6.3インチのSuper Actuaディスプレイを搭載する上位モデル。解像度は1280×2856ドット、リフレッシュレートは1~120Hzで、HDR時の輝度は2400ニト、ピーク輝度は3600ニトとなる。

カメラバーはPixel 11と同じく全面ガラスのデザインに変更した。さらにProシリーズでは、カメラ部分にカラーLEDを使った「HiLight」を搭載する。

HiLightは、端末を伏せて置いているときでも、特定の連絡先から着信があったことを光で知らせる機能だ。家族やパートナー、友人などの連絡先に色を割り当てておくと、その相手から電話がかかってきた際に指定した色で点灯する。

Geminiを利用している際にもHiLightが点灯し、ユーザーの音声を認識しているのか、Geminiが処理しているのかを光の色や変化から確認できる。

カメラは5000万画素の広角、4800万画素の超広角、4800万画素の5倍望遠という3眼構成。広角カメラには1/1.3インチセンサーを採用し、望遠カメラも1/1.95インチへ大型化した。望遠カメラは光感度を30%向上させ、最大120倍の「超解像ズームPro」に対応する。

前面カメラは4200万画素で、オートフォーカスに対応。画角は103度となる。暗所撮影では「インスタント夜景モード」を搭載。夜景モードによる撮影時間を最大4.5倍高速化し、暗い場所でも撮影時に端末を長時間固定する必要を減らした。

動画撮影では4Kポートレート動画や、動画ブーストを利用した8K動画撮影にも対応する。

メモリは256GBモデルが12GB、512GBと1TBモデルが16GB。ストレージは256GB、512GB、1TBから選択できる。バッテリー駆動時間は30時間以上。有線充電では30分で55%まで充電でき、Qi2.2による最大25Wのワイヤレス充電にも対応する。

本体サイズは152.7×71.9×8.4mm、重量は204g。カラーはCanyon、Fog、Olive、Obsidianの4色で、Obsidianはオールマット仕上げを採用した。

価格は256GBモデルが17万4800円、512GBモデルが19万4800円、1TBモデルが23万4800円。

Pixel 11 Pro XLは6.8インチの大型モデル

「Pixel 11 Pro XL」は、Pixel 11 Proとほぼ共通の仕様を採用しながら、6.8インチの大型ディスプレイを搭載するモデル。解像度は1344×2992ドットで、1~120Hzの可変リフレッシュレートに対応する。

ピーク輝度はPixel 11 Proと同じ3600ニト。カバーガラスにはCorning Gorilla Glass Victus 2を採用し、耐傷性を従来のSuper Actuaディスプレイから2倍に向上させた。耐落下性能や防塵・防水性能も備える。

背面カメラもPixel 11 Proと同じく、5000万画素の広角、4800万画素の超広角、4800万画素の5倍望遠という構成。最大120倍の超解像ズームProに対応し、夜景モードによる撮影も高速化している。

Pixel 11 Proとの違いはディスプレイサイズだけでなく、有線充電速度にもある。Pixel 11 Pro XLは30分の充電で75%まで充電できる。

バッテリー駆動時間は30時間以上で、ワイヤレス充電は25WのQi2.2に対応する。

本体サイズは162.7×76.5×8.5mm、重量は226g。カラーはCanyon、Fog、Olive、Obsidianの4色。メモリとストレージ構成はPixel 11 Proと共通で、256GBモデルが12GB、512GBと1TBモデルが16GBとなる。

価格は256GBモデルが20万7800円、512GBモデルが22万7800円、1TBモデルが26万7800円。

AIを使った新機能も強化

Pixel 11シリーズでは、カメラや処理性能だけでなく、Geminiを利用した機能も強化された。

カメラには「マジックキャプチャー」を搭載する。動画を撮影しておくと、AIが映像の中から笑顔や動きの大きい場面などを分析し、印象的な瞬間を写真として切り出してくれる。撮影後にはトリミングや傾き補正も自動で行う。

写真の仕上がりを選べる「カメラスタイル」も追加。「ナチュラル」「シャドー」「バニラ」の3種類に加え、「デジカメ」「モノクロ」「ミニマル」「マガジン」「クラシック」「ベルベット」の6種類も選択できる。

動画撮影向けの「クリエイタースイート」では、テレプロンプターを使って台本を表示しながら撮影できる。撮影した動画をプロジェクトフォルダへ直接保存したり、ストーリーボード機能でトリミングや並べ替えを行ったりすることも可能だ。

Gemini Intelligenceでは、GboardのAI音声入力を強化した。「えー」「あの」といったつなぎ言葉を取り除くだけでなく、話の途中で内容を言い直した場合にも、最終的な意図をくみ取って文章を整える。音声で「箇条書きにして」「英語にして」といった指示を出すこともできる。

また、メールやメッセージ、カレンダー、GoogleマップなどとGeminiを連携させ、ユーザーが必要としそうな情報を先回りして提示する機能も用意する。フライト情報をカードで表示したり、メールから予定をカレンダーに追加したり、場所をGoogleマップに保存したりするといった提案が可能になる。

このほか、カメラを対象物に向けて「かこって検索」を使い、植物の種類や育て方などを調べる機能も提供する。

Google Storeでは9月4日まで、対象スマートフォンの下取り額を2万円以上増額するキャンペーンを実施する。Pixel 11、Pixel 11 Pro、Pixel 11 Pro XLは、下取りとストアポイントを合わせて最大13万7000円分お得に購入できる。

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(画像:Google)