「Gemini Notebook」に購入済み電子書籍を追加可能に。10万冊超に対応

Googleは、購入した電子書籍をAIリサーチツール「Gemini Notebook」に情報源として追加できる新機能「Expert Intelligence」を発表した。

Google Play Booksで購入した対象電子書籍を「Gemini Notebook」に直接取り込み、その内容について質問したり、書籍をもとにインフォグラフィックや音声概要、クイズなどを生成したりできる。

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購入した本をGemini Notebookで読み込み、質問やコンテンツ生成が可能に

「Gemini Notebook」は、従来「NotebookLM」として提供されていたサービス。Googleは2026年7月に名称を変更している。PDFやWebページ、YouTube、Googleドキュメント、テキストメモなど、ユーザーが指定した資料を情報源として取り込み、内容について質問したり、情報を整理したりできる。

今回のExpert Intelligenceは、こうしたAIサービスに信頼できる情報源を組み込むためのGoogle横断の取り組みと位置づけられている。第1弾として、Google Play Booksで購入した電子書籍と「Gemini Notebook」の連携が始まった。

Expert Intelligenceに対応した電子書籍を「Gemini Notebook」に追加すると、本の内容をもとにAIへ質問できる。書籍の内容に沿った回答を得られるほか、インフォグラフィック、音声概要(Audio Overviews)、クイズなどの生成にも対応する。さらに書籍の内容に加えて、ほかの資料やユーザー自身が持つ情報と組み合わせて使うことも可能だ。

Googleは具体的な利用例として、キム・スコット氏の著書「Radical Candor: Be a Kick-Ass Boss Without Losing Your Humanity」を使い、従業員へのフィードバック方法や、難しい会話を円滑に進めるための方法を考えるケースを紹介している。

料理に関する書籍と自宅の冷蔵庫を撮影した写真を組み合わせ、手元にある食材を踏まえて1週間分の食事プランを作るといった使い方も想定されており、書籍から得た知識を、仕事や日常生活の具体的な課題に結びつけることができる。

また、「Gemini Notebook」上では書籍の全文を閲覧することもできる。Googleは15人を超える著者とも協力しており、書籍に追加の情報源やコンテンツ、著者によるイントロダクションなどを組み合わせた「Featured Notebooks」も用意する。参加する著者には、Michael Pollan氏、Steven Pinker氏、Jennifer Wallace氏、Kim Scott氏らが含まれる。

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対応書籍は10万冊超。利用にはGoogle Play Booksでの購入が必要

Expert Intelligenceの提供開始時点では、10万冊を超える電子書籍が対象となる。Bloomsbury、De Gruyter Brill、Johns Hopkins University Press、Macmillan Publishers、O’Reilly Media、Penguin Random Houseなどの出版社が参加している。

利用するには、対象となる電子書籍をGoogle Play Booksで購入し、所有していることが条件となる。「Gemini Notebook」に書籍を含むノートブックを作成して他のユーザーと共有した場合も、共有相手がその書籍を所有していなければ、書籍の内容を利用することはできない。共有相手には自身で同じ書籍を購入するよう促される仕組みだ。

対象書籍かどうかは、Google Play Booksの書籍詳細ページから確認できる。対象タイトルでは「ツール」バッジを開いた際に「Gemini Notebook」が表示される。

日本語環境の「Gemini Notebook」でも、ソース追加画面に「Playブックス」の項目が表示されることが確認されている。ただし、現時点では対象となる書籍の中に英語版のみのタイトルも含まれている。

Googleは今後、Expert Intelligenceの対象をさらに広げる方針だ。GeminiアプリやGoogle検索の「AI Mode」への展開に加え、サードパーティーのサブスクリプションコンテンツ、ビジネス調査レポート、教科書なども情報源として利用できるようにする計画を示している。

情報ソース

(画像:Google)

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