
Samsungは新型タブレット「Galaxy Tab S11」シリーズを発表した。
ラインナップは、14.6インチの大型ディスプレイを搭載した最上位モデル「Galaxy Tab S11 Ultra」と、11インチのコンパクトモデル「Galaxy Tab S11」の2種類。両モデルとも薄型軽量設計を維持し、AI機能やSペン、Samsung DeXの進化が特徴となっている。
▼ 「Galaxy Tab S11」 シリーズを各ストアで購入する
「Galaxy Tab S11」が発表&国内でもすぐに発売へ

「Galaxy Tab S11」シリーズは、Galaxyが手がけるAndroidタブレットの最新モデル。
シリーズ共通の特徴として、薄型軽量の本体にDynamic AMOLED 2Xディスプレイを搭載し、最新の3nmプロセッサを備えたことで、CPU性能は前世代比で24%、GPUは27%、NPUは33%向上している。また、AI機能やSペン、Samsung DeXといったソフトウェア面も進化を遂げた。

シリーズ最上位モデルとなるGalaxy Tab S11 Ultraは、14.6インチの大型ディスプレイを搭載しながら、厚さ5.1mm、重量692gと薄型軽量を実現している。
解像度は2960×1848ピクセルで120Hz駆動に対応し、バッテリーは11,600mAhを備える。MediaTek Dimensity 9400+を搭載し、Wi-Fi 7や45W高速充電にも対応する。
カメラは背面が13MPと8MPのウルトラワイド、前面は12MPウルトラワイドを搭載。メモリ・ストレージ別の販売価格は、12GB/256GBが193,600円、12GB/512GBが212,960円、16GB/1TBが261,470円となっている (いずれも税込)。

一方、Galaxy Tab S11は11インチのディスプレイを搭載したコンパクトモデルで、厚さ5.5mm、重量469gと持ち運びやすい。
バッテリーは8,400mAhで、MediaTek Dimensity 9400+を搭載している。Wi-Fi 6Eに対応し、カメラは背面13MP、前面12MPウルトラワイド。メモリ・ストレージ別の価格は、12GB/128GBが129,030円、12GB/256GBが138,820円、12GB/512GBが158,180円 (いずれも税込)。



Galaxy Tab S11/S11 Ultraはどちらも新型のSペンが同梱される。
Sペンは従来の丸型から六角形に変更され、円錐型のペン先と傾斜角度の拡大により、より自然な筆記や描画が可能に。さらに、ペンのボタンを押すだけでペンリストやノートアシストなどを呼び出せる「クイックツール」も搭載され、作業効率が向上している。

Galaxy Tab S11/S11 Ultraは、AI機能も強化されており、電源ボタンを長押しすることでGeminiを起動し、検索やタスクの実行、Notesアプリへの保存を素早く行える。性能だけでなく、日常での使いやすさも大幅に向上した。
Samsung DeXも改良され、最大4つのワークスペースを個別に設定できるほか、拡張モードではウィンドウをセカンドディスプレイにシームレスに表示でき、PCのような作業環境を構築できる。
なお、国内販売モデルはモバイル通信には対応せず、Wi-Fi通信のみに対応する。

発売は2025年9月19日で、予約は9月4日から開始される。発売日から1か月限定で、対象期間に購入した人には純正スリムキーボードカバーがプレゼントされる。事前予約もキャンペーン対象だ。
▼ 「Galaxy Tab S11」 シリーズを各ストアで購入する
(画像提供:サムスン電子ジャパン)