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将来のiPadにはチタン合金が採用されるかも。7月にはiPhone 14 Proにも採用と報道

Appleは将来、iPadシリーズの筐体にチタン合金を使用することを検討している可能性があることがわかった。現地時間20日、台湾メディアDigiTimesが報じている。

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iPadの筐体には将来的にチタン合金が採用?

DigiTimesによれば、AppleはiPadシリーズの筐体にチタン合金素材を使用することを考えているという。

現行モデルには軽量で耐久性に優れたアルミニウム合金が採用されているが、もしチタニウム合金に変えることができれば、筐体の耐久性をさらに向上させることができる可能性がある。

Appleが自社製品にチタン合金を採用するという話は、実は今年7月にJPモルガンチェースが伝えている。AppleはiPhone 14 Proシリーズに同素材を使用することを検討しているという。

つまり、これらの情報が正しければ、Appleはまず新型iPhoneでチタン合金筐体を採用し、その後、iPadにも広げるという計画なのかもしれない。

Apple Watch Series 6のチタニウムケースモデル

チタン合金はバナジウム、クロム、ニッケル、およびアルミニウムで作られている関係で、ステンレススチールと比べて45%強度が高いという。アルミニウム合金との比較ではさらに強度は高いはずだ。また使用する金属量が少ないこともあり、アルミニウム合金と同じくらい軽量である点もポイントとなる。

AppleはiPhoneやMacに対してチタン合金を使用する特許を今年のはじめに取得している。チタン合金に半光沢仕上げを施す技術となっていて、現在のアルミニウム合金やステンレススチール筐体との差異を減らすことも可能とみられている。

ただし、懸念点はコストの増加だがそれをどのように解消するつもりなのかも注目となる。なお、Appleが自社製品にチタン合金を採用するのは初めてではなく、すでに 「Apple Watch Series 5」 からチタン合金を採用したモデルを投入している。

ちなみに、DigiTimesによると、今秋に発売予定の新型iPadではPVD(物理的蒸着法)コーティング処理を使用し、耐久性能を向上させる予定であるとのこと。

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