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新幹線と競う、東京を走るーー『Forza Horizon 6』が構築する “巨大な日本” は正確さより体験を優先

5月19日に発売予定のシリーズ最新作『Forza Horizon 6』は、日本を舞台にしたオープンワールド・カーレースゲームだ。

本日配信された「Developer_Direct」において、開発元であるPlayground Gamesは、本作は日本の山岳地帯や都市空間を舞台に、これまで以上に “探索” と “自由” を重視した設計であることを表明している。

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550台のクルマで巡る日本。『Forza Horizon 6』が描くカーライフのかたち

本作でプレイヤーは、これまでのシリーズとは異なり、名の知れたドライバーとしてではなく、「日本で開催されるHorizonフェスティバルに参加したい」という夢を抱く一人の観光客として物語を始める。デザインディレクターのトーベン・エレルト氏は、この設定について「知らない場所へ行き、探検したいという感情こそがHorizonの本質だ」と説明する。

舞台となる日本は、実在の道路を忠実に再現するのではなく、「その土地らしさ」を凝縮したオープンワールドとして構築された。

東京近郊の郊外、電線が張り巡らされた狭い生活道路、ネオンに包まれた都心部、港湾の工業地帯、そして峠道が続く山岳エリアまで、エリアごとに明確な個性を持たせているのが特徴だ。

都市エリアの規模は、『Forza Horizon 5』のグアナフアトの5倍の面積になっているという。渋谷スクランブル交差点や東京タワーといった象徴的なランドマークも登場する。

エレルト氏は「正確さよりも、その場にいるときの感覚を再現することを重視した」と語り、Horizonシリーズ特有のスピーディーなドライビング体験と、日本という舞台の雰囲気を両立させたと強調している。

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日本文化を反映した新要素。レースだけに留まらない新たな遊び方

本作では、日本文化に根ざした新システムも多数導入される。そのひとつが「コレクション ジャーナル」だ。日本の切手収集文化から着想を得たこの要素では、各地で発見した記念品や撮影した写真が記録され、プレイヤーの進行や評価に反映される。単なるレースだけでなく、探索そのものに明確な意味を持たせる狙いがある。

また、新たな拠点要素として「エステート」も追加される。日本の地方に見られる空き家をモチーフにした広大な土地で、ガレージやコース、建物などを自由に建設できる。建設や撤去にはゲーム内通貨が用いられ、レースや探索、ミッションを通じて得たクレジットが反映される仕組みだ。

クルマ文化の再現にも力が入る。日本独自のカーコミュニティを表現する新要素「カー・ミーティング」では、大黒パーキングエリアをはじめとする3か所の常設スポットで、他プレイヤーとの交流やカスタムデザインの共有が可能となる。公式イベントではない、自然発生的な集まりをゲーム内で再現する試みだ。

収録車種は、ローンチ時点で約550台。カバーマシンには「2025 GR GT Prototype」と「2025 Toyota Land Cruiser」が採用された。特にGR GT Prototypeは、ゲーム冒頭の “イニシャルエクスペリエンス” で実際に運転できる特別な存在となっており、新幹線とのレースなど、日本ならではの演出が盛り込まれる。

エレルト氏は「『Forza Horizon 6』は、仲間と一緒に、美しいクルマで、美しい場所へ自由に行ける体験を提供する」と語る。Horizonシリーズが掲げてきた“自由なドライビングフェスティバル”の思想を、日本という舞台を通じて体験できる作品になりそうだ。

『Forza Horizon 6』は5月19日にXbox Series X|S、PC、Xbox Cloud、Steam向けに発売予定。Game Pass Ultimateでは初日からプレイ可能で、Xbox Play Anywhereにも対応する。なお、PlayStation 5版の発売も予定しており、こちらは2026年後半の提供を予定している。

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(画像:Microsoft)