世界企業番付 「Fortune 500」 2020年版が発表 Amazonが2位に躍進、Appleは4位にランクダウン

現地時間5月17日、米Fortune紙は世界企業番付 「Fortune 500」 の2020年版を発表した。

同ランキングは米国に籍を置く企業の中で総売上高が上位500位の企業を上から順に並べたもの。昨年の2019年版は1位がウォルマート、2位がエクソン・モービル、3位がApple。4位がバークシャー・ハサウェイ、そして5位にはAmazonがランクインしていたが、果たして2020年版はどのように番付が変わっただろうか。

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Amazonが2位にランクアップ、Appleは4位にランクダウン

以下が今年のランキング (上位30位まで抜粋) 。昨年同様、ウォルマートがトップに君臨する形だが今年は2位以降に変動があった。

昨年5位だったAmazonが、昨年上位にいたAppleとエクソン・モービル、バークシャーハサウェイを抜き2位に躍進。Amazonは2019年決算で前期比20.5%増の約2805億ドルの大幅な売上増を発表していた。さらにAmazonプライムやAmazon Music Unlimitedなどのサブスクリプションサービスについても前年同期比35.6%増とこちらも大きな成長を見せていた。

3位はエクソンモービル、4位はApple。4位のAppleは昨年に比べてわずかに総売上高が減少している。これは新興市場の減退を受けてiPhoneの売上が減少したことが原因だ。ただしAppleは新型コロナウイルスが本格的に感染拡大する直前に過去最高の売上高と純利益を発表していたため、新型コロナウイルスの感染が収まったら再び好調さを発揮できるのではないだろうか。

5位以降はCVS Health、Berkshire Hathaway、UnitedHealth Group、McKesson、AT&Tが続き、10位にはAmerisourceBergenがランクインしている。

  企業名 総売上高 ($M)
1 Walmart 523,964
2 Amazon.com 280,522
3 Exxon Mobil 264,938
4 Apple 260,174
5 CVS Health 256,776
6 Berkshire Hathaway 254,616
7 UnitedHealth Group 242,155
8 McKesson 214,319
9 AT&T 181,193
10 AmerisourceBergen 179,589.1
11 Alphabet 161,857
12 Ford Motor 155,900
13 Cigna 153,566
14 Costco Wholesale 152,703
15 Chevron 146,516
16 Cardinal Health 145,534
17 JPMorgan Chase 142,422
18 General Motors 137,237
19 Walgreens Boots Alliance 136,866
20 Verizon Communications 131,868
21 Microsoft 125,843
22 Marathon Petroleum 124,813
23 Kroger 122,286
24 Fannie Mae 120,304
25 Bank of America 113,589
26 Home Depot 110,225
27 Phillips 66 109,559
28 Comcast 108,942
29 Anthem 104,213
30 Wells Fargo 103,915

ちなみにFortune 500は総売上高を基に計算されていて、純利益は考慮されていない。仮に純利益でランキングを作成した場合はAppleは2位に君臨することになる。

また、このFortune 500に掲載された500社の総売上高は14.2兆ドル。アメリカの全GDPの約3分の2を占めるとFortuneは伝えている。

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