9月29日、Amazonは新製品発表イベントを開催し、セットトップボックス 「Fire TV Cube」 に新型モデルを投入すると発表した。
今回新たに発表された 「Fire TV Cube (第3世代)」 は、2019年に発売した初代 「Fire TV Cube」 の性能を強化した後継モデル。Fire TVシリーズ史上、 最もパワフルなストリーミングメディアプレーヤーとして登場する。
新型 「Fire TV Cube」 は本体筐体に使用する素材を、Echoデバイスでも採用されているファブリックに変更し、見た目を刷新。天面のLEDステータスバーと音量調節ボタンなどは維持したが、側面にファブリック素材を使用したことで見た目が大きく変わっている。
内蔵プロセッサは、ヘキサコアプロセッサからオクタコア(クロック周波数2.0GHz)に変更されており、現行モデルから20%性能が向上しているとのこと。アプリの起動や操作がより快適になっている。
さらにWi-Fi規格もWi-Fi 6をサポートするように。これらのアップグレードのおかげでより高速な通信が可能になり、安定したストリーミング環境で4K映像の視聴が可能になった。
また、スピーカー性能も向上しているほか、Fire TVシリーズとしてはじめてブルーレイ/DVDレコーダーやゲームコンソールを接続できるHDMI入力端子も装備する。より多くの環境下で本製品を利用することが可能になっている。ちなみにイーサネット端子は引き続き内蔵。有線でのネットワーク接続もサポートする。
「Fire TV Cube」 では、前世代機と同様に 4K Ultra HDやDolby Vision、 HDR対応の映像を自宅で楽しむことが可能。オーディオはDolby Atmosに対応しており、よりリッチな映像体験が可能だ。
入出力端子は、HDMI出力ポート、HDMI入力ポート、電源ポート、USB‐Aポート(電源用ではありません) 、赤外線(IR)ポート (オーディオ用ではない) 、イーサネットポート。
「Fire TV Cube (第3世代)」 の販売価格は、19,980円(税込)。本日より予約受付が開始され、出荷開始は10月27日(木)を予定している。
(画像:Amazon)