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iPad版Final Cut Pro/Logic Proが発表。サブスク制で5月24日より提供開始

現地時間5月9日、AppleはiPad版 「Final Cut Pro」 「Logic Pro」 を同月23日 (日本時間5月24日) より配信すると発表した。配信はApp Storeにて行う。

料金体系は、月額700円または年額7,000円のサブスクリプション制。1ヶ月の無料トライアルも提供する。

対応デバイスは、「Final Cut Pro」 がApple M1チップ以降を搭載したiPad、「Logic Pro」 はA12 Bionicチップ以降を搭載したiPad。

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iPad向け 「Final Cut Pro」 「Logic Pro」 が5月24日リリース

「Final Cut Pro」 は、Macで展開されているビデオ編集アプリ。「Logic Pro」 は、おなじくMacで展開されてきた音楽制作アプリ。iPad版では、iPadのマルチタッチに対応したまったく新しいタッチインターフェイスを採用したことで各ワークフローを強化している。

Final Cut Pro for iPadは、ビデオクリエイターが録音/編集/仕上げ/共有するための各種ツール群をすべて利用することが可能。12.9インチiPad Proのリファレンスモードにも対応しており、色彩の正確な編集が可能なほか、Apple Pencilのホバー操作で、映像のミキシングやプレビューも可能。

さらに、Proカメラモードでは、Final Cut Proでビデオを横向きまたは縦向きで撮影し、オーディオと録画時間をモニターしながら露出、ホワイトバランス、フォーカスなどの各設定を手動でコントロールすることができる。

そのほか、機械学習を利用した機能として、グリーンスクリーンを使わずに背景を素早く除去・置換する「シーン除去マスク」機能や、縦長や正方形などの縦横比の映像を調整する「オートクロップ機能」、さらには背景のノイズを簡単に除去する「ボイスアイソレーション」機能が利用できる。

Logic Pro for iPadは、作曲/ビートメイキング/録音/編集/ミキシングのためのツールをフルで利用することが可能だ。iPadに内蔵されたマイクを使用することで、ユーザーは音声や楽器の録音をキャプチャできる。

また、iPad Proに搭載された5つのスタジオ品質のマイクを使用することで、スタジオ級の音質で録音することができる。Apple Pencilを使って正確な編集を行うことができるほか、Smart Keyboard FolioまたはMagic Keyboardを接続して、生産をスピードアップすることも可能だ。

どちらもMac版では買い切りアプリとして提供されているが、iPad版ではサブスクリプション制を導入する。料金体系は、月額700円または年額7,000円。

iPad版Final Cut Proは、iPadOS 16.4以降を搭載した12.9インチiPad Pro (第5世代/第6世代) 、11インチiPad Pro (第3世代/第4世代) 、iPad Air (第5世代) で利用できる。

iPad版Logic Proは、A12 Bionicチップ以降とiPadOS 16.4以降を搭載したすべてのiPadで利用可能だ。

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(画像:Apple)