Xが新規アカウント作成者に対して課金方針。利用開始から3ヶ月を想定

現地時間4月15日、X (旧Twitter) のオーナーであるイーロン・マスク氏は、Xの新規アカウント作成者に対して課金する方針であることを示唆した。

これまで何度も 「X有料化」 というワードが出るたびに話題になっていたが、新規ユーザーに限定するかたちとはなるものの、遂に現実のものになるようだ。

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X、新規アカウント作成者は課金が必要になる可能性

この方針が明らかになったのは、Xに関するニュースを伝えるアカウント 「X Daily News」 が、Xのポリシーに新たな文言が加えられたと伝えたのが発端。

New accounts are required to pay a small annual fee before you’re able to post, like, bookmark, and reply. This is to reduce spam and to create a better experience for everyone. You can still follow accounts and browse X for free.

拙訳:新規アカウントは、投稿、いいね、ブックマーク、返信を行う前に、小額の年会費を支払う必要があります。これはスパムを減らし、全員にとってより良い体験を作るためです。アカウントをフォローしたり、Xを無料で閲覧することはできます。

この投稿に対して、イーロン・マスク氏自らが言及 (以下)。

Unfortunately, a small fee for new user write access is the only way to curb the relentless onslaught of bots.

Current AI (and troll farms) can pass “are you a bot” with ease.

The onslaught of fake accounts also uses up the available namespace, so many good handles are taken as a result.

残念ながら、新規ユーザーの書き込みアクセスに対する小額の料金は、ボットの執拗な攻撃を抑制する唯一の方法です。

現在のAI(およびトロール農場)は、「あなたはボットですか」というテストを容易に突破します。

偽のアカウントの大量の攻撃は、利用可能な名前空間を使い果たすため、多くの良いハンドルが取られてしまいます。

このポリシーは、ニュージーランドおよびフィリピンで施行 (新規ユーザーに対して年間1ドルを課金) されていたものだが、イーロン・マスク氏の発言を考慮するとグローバルで実施される可能性が高い。

この課金は、「ボット対策」 の一環として実施されるようだ。詳しい金額や、提供開始時期は明らかにされていないものの、課金する金額は少額になること、新規アカウント作成から3ヶ月程度課金し、3ヶ月が過ぎたら従来どおり無料で利用できるようになる予定だという。

This is only for new users. They will be able to do write actions for free after 3 months.

これは新規ユーザーにのみ適用されます。彼らは3ヶ月後に無料で書き込みを行うことができます。

なお既存アカウントに対しては課金する計画はないようなので、すでに利用しているアカウントへの影響はなさそうだ。

(画像:X)

X (旧Twitter)
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