Amazonのスマートスピーカー ｢Amazon Echo｣ シリーズのなかで最も音質にこだわったハイエンドモデル ｢Echo Studio｣ は、アップデートで音質のさらなる改善が行われる予定だ。
米Amazonは、｢Echo Studio｣ のアップデートを予告。そのなかで新たな空間音声処理技術に加えて、周波数帯の拡張が行われ、同製品のステレオサウンドが改善される予定だという。
米テックメディアThe Vergeは、Amazonデバイス担当副社長のNedim Fresko氏へインタビューを行っており、そのなかで ｢Echo Studio｣ は “Hi-Fiステレオシステムの性能を反映し、”サウンドトラックがより幅、透明度、存在感を持って近くに感じられ、より没入感のあるサウンド体験ができる” ようになるとコメントしたとのこと。中音域の解像度が上がるだけでなく、より深い低音も楽しめるようになる。
また、この空間オーディオ処理技術については、スマートディスプレイである ｢Echo Show 15｣ でも利用可能になるほか、Echoデバイスでも一部利用できるようになる。空間オーディオは、Amazonが提供する定額制音楽配信サービス ｢Amazon Music Unlimited｣ で音楽を再生したときに利用できるという。
なお、｢Echo Studio｣ のカラーラインナップは黒系のチャコールのみが展開されているが、新たに ｢グレーシャーホワイト｣ モデルが追加される。価格はチャコールと同様29,980円(税込)で、本日より予約受付が開始されている。商品ページによると、出荷開始は10月20日になるとのこと。
関連記事
・新型電子書籍リーダー ｢Kindle Scribe｣ 海外発表。初のスタイラスペン対応モデル、2022年末に発売へ
・新型 ｢Echo Dot｣ ｢Echo Dot with Clock｣ 海外発表。温度センサーを新たに搭載し、低音も2倍に
(画像：Amazon)